購入して1週間、実際、飛行させないと分からないことがあり
ネット検索では調べきれない疑問点を公開してみる。
ケース1
購入して翌日、庭先で飛行させる
全方向の障害物センサーが稼働している状況でホバリングさせていると
プロポで操作できないことがある。
状況として、前方のセンサーが働く中、風になびいて前方の壁に衝突
高さ30センチのところから墜落してしまった。
その時の傷が、上記の写真である。
あー! 傷ついてしまった! と、ショックが隠せきれない。
なぜ、回避できなかったのか? プロポで後進させたはずが
ノーコンになってしまった。
DJIのエンジニアに尋ねると、意外な盲点があった。
それは、、、センサーが全方向に効いている状態で、
風になびき本来なら避ける距離の範疇に機体が入ると
プロポでの操作ができなるという現象が有るということ。
お! なるほどと思いつつ、回避するには
機体の底辺にある衝突回避センサー以外はOFFにするということで
解決するとの回答をいただく。
飛行に慣れるまで、障害物センサーをOFFすることは悪というイメージだったが
実際、同じ状況を作ると、しっかりプロポで操作できる。
野外での狭い所での飛行は、一考すべきである事例であった。
GPSを感知しない室内での飛行も実際のところ同じことが言えるようで
感覚を鍛えなければというのが感想である。
ケース2
滝や霧雨の中、飛行させるのは悪なのか? と、いう疑問を投げてみた。
DJI公式ホームページを含め、そのような環境下での飛行は
否定されていないが、防水 防滴ではないので
たとえ霧雨でも飛行されるのはお勧めできないとのこと。
ただ、世の中のユーチューバーが、故意に水をかけている動画をアップしているが
電気製品であるが故、好ましくないのである。
ほんと、変なことをする奴も多い。
ケース3
プロポに接続する携帯電話は、アンドロイドのギャラクシーしか対応しないのか?という疑問
DJIのホームページには、アップルかギャラクシーしか記載されていない。
で、DJIではなく、量販店で確認すると
それ以外の携帯電話は対応していないので、携帯電話の機種変更をするか、
DJI専用の外部モニターを別途購入すると、強く勧められる。
私自身、Mavic2を購入するときに、「あー、買わなきゃ、変えなきゃ ダメか」と落胆
一か八か、家に機体を購入して持ち帰って、「ソニーのアンドロイド携帯」で試してみて
ダメだったら仕方ないな、という感じだった。。。
だが、DJIの製品で、カメラスタビライザーのOsmoが使えるので、「もしかして大丈夫なのでは?」と
思っていたが、まさに、大丈夫であった。
DJIのエンジニアに尋ねても、アプリが対応しているので特に問題ないということで
あっさり、返答もいただき安心である。
これは、量販店も専門店も、ある意味、学び直して改善すべきだと強く感じた。
ケース5
落下センサーをOFFにする時は、、、
ガラスや水面など、センサーが正しくしない事例があるとのこと。
例えば、水面ギリギリをドリーさせる場合
地面なら正しく認識するが、水面など、うねりがあるとセンサーが誤動作して
墜落するような事例があり、そんなシチュエーションで撮影する時は
下部のセンサーをOFFにすべきだとのことでした。
地面スレスレドリーは、かっこいいですよ。(こちらをクリック)
疑問点と合わせて、Mavic2の技術的な質問と、なぜ、4つのローターで飛んだり、回旋できるのかなどの
質問をして、あっという間の2時間であった。
でも、自宅から100キロ離れた、千葉県 柏市のサービスショップまで出向いた価値はあったし、
そうでなければ、DJIのエンジニアに話を聞けなかったので、本当、有意義な1日であった。
ますます、ドローンの世界に浸かるのであった。。。