ユーザー車検に取り組んで30年
よく言われるのが、「無資格で大丈夫なの」と
聞かれます、大抵は、、、。
でも、その裏を返せば、意外と単純な事で
違法とか同法とか言われなく大手を振って
クルマの所有者がユーザー車検をできる方法が
あるのです。
それは、、、
単純なこと、、、
「日頃からディラーラーに点検に出していれば
なんら問題はないんです。」と、言うこと。
単純でございます。
根本的なところ、ユーザー車検の利点として
挙げられるのが「掛かる費用」ですが、
実際のところ、僕の感想としては、
ユーザー車検でも車屋さんにお願いしても
ある意味、大差ないなぁと言うところでです。
じゃ、ユーザー車検の醍醐味として自慢できる点は、
「車検時に掛かる費用が、車検のために一点集中せず
分散して費用対効果があるということです。
これは、何を指すかと申しますと、、、
例えば、「ブレーキ」と「エンジンオイル」が
分かりやすいパーツです。
2年に一度、あるいは、新車購入後の3年に車検があります。
このタイミングを「山」として、その合間の年を「谷」と表現します。
で、この「谷」の時期に、ブレーキパッドの交換とかオイル交換を
してしまえば車検の時にそれらの交換費用が掛かりませんでの
安価に収める事となります。
もう少し、谷の時期を増やして、谷となる時期にパーツ交換して、
車検間際に、ディーラーでパーツの状況を観察してもらいます。
例えば、タイヤのローテーションはタイヤを4輪 外します。
外したタイミングでキャリパーのスリットからブレーキパッドの
厚みを測ったり、リアのディスクを一手間かけて分解してもらい
ブレーキシューの厚みを測ったりすれば、
法律に反する事なく、有資格者による点検ができます。
この繰り返して、主要パーツの観察と調整をします。
まぁ、やり方によっては、ディーラー車検よりかは
安価にできます。
ディラーの主要な稼ぎ頭であるのが「車検」でもあるので
いい顔はされない傾向を感じますが、
国交相として「ユーザー車検」は認められているので
露骨に嫌な顔をするディーラーとは別れた方が良いと
僕は判断します。。
しかし、日頃の点検は、かなりの分量を
ディーラーにて依頼しているので、仲睦まじく
お付き合いができています。
元々、クルマ好きというのも
ユーザー車検を取り組む切っ掛けとも言えますが
社会見学の一環として、一度は体験してみるのを
お勧めします。