辛口の中にも愛を!!ビデオグラファー愛

赤ちゃんから皇室を撮るカメラマン
そんな自身の創意と意志を伝えるブログ

僕がブライダルから手を引いたら、稀少がってさらに受注が増えるという面白い現象

2017-06-29 23:43:55 | ビデオ制作
そりゃ、ブライダル専門でビデオ製作をしていませんので
「ブライダル」での売り上げは、専門さんよりも少ない。

なぜ、手を引いたの?と、問われることも多いのですが、
単純に、プランナーと阿吽の呼吸ができない、
ホテルに邪気にされるからだ。

ひどい時は、平気でぶつかってくるからね。
それは、フリーで会場にはいつていてもだし、
形状と提携していても大差ないくらいです。

まぁね、そりゃ、ホテル側の気持ちも理解できるけど
難しく、ややこしいことが多いので。

そんな会場なんて消えてしまえ! と思うことも少なくないのげ本音。

でも、冷静に考えると、
披露宴中での私への対応も、新郎新婦への接し方のギャップが多い式場は
そう長く続くことがない。

要は何が物申したいかというと、

式場に出切りする業者(個人 法人問わず)への接し方と
新郎新婦やゲストと、同じ人間でありながら
「撮影業者は外道だ!」的なことをされるのに屈辱や憤りを
感じる年頃になり、スパッと手を引いてしまった。

現状、ブライダル案件が皆無になったことはないけど
人との接し方に裏表をもつ人間についていけないが本音である。

まぁ、上から目線かもしれないけど
嫌いなものは嫌である。



「大阪孤児の家」をご存知だろうか。。。 クリスカンニンガムの世界も超傑作

2017-06-29 23:33:06 | ビデオ制作
みなさん知っている
テレビゲーム プレイステーション 
コピー機のCMが出世作となった
奇才ビデオ監督「クリスカンニンガム」

そんな監督の代表作
「大阪孤児の家」

タイトルはドギツイが世相を反映している雰囲気にインパクトがある。

また、「モンキードラマー」も隠れた名作である。


映像監督 ミシェル・ゴンドリー氏の作品における多重合成と錯覚研究

2017-06-29 09:58:43 | ビデオ制作
彼のミュージック・ビデオ作品は、
アイデアはシンプルであっても、
映像が音に見事にリンクしており、
ミュージック・ビデオとしての完成度が非常に高いものが多い。

中でも、2007年の作品
Kylie Minogue - Come Into My World

Kylie Minogue が、何人も出てきて
交差点をぐるぐる廻るのが面白い。

カメラはモーションコントロールであるのはわかるけど、

一人目のKylie Minogue が落とした荷物を、二人目 三人目と拾い上げるシーンがある。

編集の理屈を分かっている人なら
二人目以降の拾い上げシーンは物理的に無理と思うが
巧みに監督の演出に錯覚している。

そのシーンがこれ

一人目


二人目が拾い上げる


三人目が拾い上げる


と、面白いことがわかった!
100パーセント確約はできないけど、
拾い上げるシーンは、二人目が拾い上げるシーンを繰り返し使っている。

比較すると、三人目の時も二人目と同じシーン(人物配列なのがわかる。)


さらに、カメラはモーションコントロールしているので
編集点、いわゆる2画面ないし3画面をつなげる編集点を探していると
ちょうど、画面を縦いっぱいに遮る電柱がある。

よく観ると、カメラの動きに合わせてワイプのような切り方をしているものの
Kylie Minogueの前後の位置に矛盾が生じていて、
狭い隙間にもかかわらず、スムースに通り抜けているのがわかる。

写真4


写真5


写真6


これで、ミュージックビデオの謎が解けた。

本当
ミシェル・ゴンドリー氏の作品は
飽きさせないし、研究していて発見が多い。


「フリーランス◯◯◯」シリーズ! 撮影現場で垣間見る人間関係

2017-06-29 05:56:05 | パソコン
法人として活動している、一人親方にはあまり関係ないけど
フリーで働くって、仕事の取り合いなんだなぁー、と
言うことを、久しぶりに目の当たりにした現場に居合わせました。

話として、、、、

とある撮影現場のマルチカメラ現場
カメラマンは複数人が居る。

1、番組制作を担当するクライアント
2、そのクライアントから依頼されている技術会社のフリーランスカメラマン
3、2の技術会社から来ている社員カメラマン
4、1の番組制作会社の依頼から来ている「私」

と、いった具合の面々であった。

まぁ、暗黙の了解として、技術会社経由で来ている場合、
クライアントへ直接営業して、制作会社から直接に
仕事を受注してはならない、という約束事がある。

ここ数年、そんな縛りを関係なく
雑談を聞いていると、3の社員さんが居ない場面で、
「直接雇用」を営業トークしている
場面に数多く出くわすことが増えた。

ここ2年くらい。

他人事なので、私としてはあまり興味がないことだけど
「みんな営業で大変だなー」とくらいにしか思わないようにしている。

もしかしたら、そんな直接雇用で私の仕事が減ってしまうかもしれないけど、
昔ながらの一人親方カメラマンな私なので、直接営業というルールを
自分の中では厳守したいとう気持ちがある。

本当、私と同世代なフリーランスさんなので直接営業の
約束事は存じているとは思うけどね。。。

でも、「仕事受注のためなら何でもアリなんだなぁー」と
心の中で小さく感じた瞬間であった。



テープ収録からメモリー収録へ、バックアップを思考しながら、ケーブル接続での不安は完全に払拭できない。

2017-06-28 08:36:52 | ビデオ制作
持論として、機材もメモリーカードもしっかりしたものを使えば
まず、撮り落とすことはないと自負する。

この業界に入って四半世紀以上の経験で
高価ではあるが、カメラもメディアもしっかりしたものを使ってきたので
トラブルはない。

でも、メモリー収録に変えて6年目になるが、メモリー1枚も東芝製を中心に
高価なものを使う中、カメラによってはメモリーカードが
2枚挿しでき同録できる機種も増えているので
私はそれで十分だと考える。

もともと、テレビ畑出身のENGカメラマンなので
バックアップをとる習慣がない。

もっとも、当時はそんな便利なバックアップのために持ち込む
機種もなかったしね。

もともと、バックアップを撮ることを知ったのは
ブライダルの撮影からだった。

まぁ、当時のバックアップは、MIIデッキ 3/4デッキをメイン収録にして
VHSをバックアップにしていた。

バックアップと言っても、万が一、メインのデッキのRec忘れ対策で
メインが回ってなくても、VHSで記録しているので
とりあえず、何かしらの画や音はある! と、いった具合だ。

で、メインデッキのメンテナンスも当時高価なので
トラブルが起こるギリギリまで使い倒すのがブライダルの常識だったから
収録トラブルも多くバッタアップが必要だった。

最近のカメラは、メモリーカードが主体となり
消費電力も少なく、便利で使いやすいカメラが多い中、
メモリーカードの習得トラブルが多く聞かれる。

よく聞かれるのが「データ喪失」で、
カメラマンの操作ミスによることも少なくない。

例えば、
収録後、カメラのメイン電源を切るタイミングよりも
バッテリーを強引に外したりしてメモリーにデータが
書き終える以前に電源喪失して、データも喪失したりとか、

カメラとメモリーの接点に、何らかの不具合があって
データが収録できない

メモリーカードの品質や、カード側の要因でデータ転送のスピードが遅い
ことも関係してくる。

そんな中、カメラ本体以外に映像を収録できる収録機器を接続する
こともよく聞かれます。

ただ、外部接続では、SDI出力をBNCコネクターで接続するタイプなら
まだ安心できるが、民生機器を中心に標準装備されている
HDMI端子での接続は、コネクターの耐久性が貧弱で不安が強い。

単純にモニターなどの確認用であるなら
万が一でも笑い事で済まされるが、バックアップ収録ともいえども
信号が途切れることは具合が悪い。

だったら、結論はどうなの?っていうことですが、
いっそのこと、カメラ筐体に3枚メモリーが入るとか
できると、ちょっと面白いかもと考える。

まぁ、カメラも定期的に消耗パーツは
早めに交換しておけば問題ないこともわかっていますけどね。。。

メモリー収録を始めて、10年くらい経ちますが
トラブルもなく4K収録へと向かってます。