感情を新たにしたチンパンジーの画像を、別のチンパンジーに見せたところ脳波が大きく変化したと、京都大霊長類研究所の平田聡特定准教授らの研究グループが発表した。相手の表情を認識していると見られ、こうした実験は世界初と言う。26日付けの英科学誌サイエンテイフイク・リポートに掲載された。
研究グループは2008年、林原類人猿研究センター(岡山県玉野市)で飼育されている当時11歳の雌のチンパンジー、ミズキで実験。感情が表れている画像3枚と、寝転がっている様子や後姿などの画像12枚を、モニターに0,8秒間隔で映し出し、脳波がどう反応するか4日間測定した。
その結果、3枚のうち、歯をむき出して相手を睨んでいるような画像2枚で、脳波の波形が大きく変化した。相手の感情を素早く察知したと見られる。平田聡特定准教授は「画像にどのような感情を抱いたか科学的には分らないが、人間以外の動物の感情をしる研究の一歩だ」と話している 〒192-0355 東京都八王子市堀之内 2-6-1
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