泳ぎ おぼれる動物・さかさま人間学より
練習をしないと泳げない動物は、有る説によると人とラクダだけだという。たいていの動物は生まれて初めて水に入っても楽に泳ぎます。犬は犬かき、地面を歩くような動きに見えます。
蛇はもっとハッキリし、水の上でも地面でも殆ど体をクネラセてはっていきます。人はどうして歩くように泳げないのでしょう。ひとも仰向けに水面に寝ていればちゃんと浮きます。実は体の殆どを水に付けていると浮くのです。其れで息が出来るように鼻や口の部分を水面に出しておけばいのです。
でも、水に潜ったままではおぼれてします。何故おぼれるのでしょう。長い間呼吸を止めている事が出来ませんからね。これは人の「反射」反応で、数分経つと必ず息を吸ってしまいます。水の中だと、肺の中まで吸い込んでしまうわけです。
人の呼吸は延髄と言われている部分による働きです。延髄は意識ででコントロールすることができません。だから大脳がいくら息を止めろと命令しても最後は、延髄が勝って、つい水を吸い込んでおぼれるのです。
鯨は延髄ではなく、大脳で呼吸をコノトロールします。だから鯨は左右の脳が別々にねるといわれめす。大脳が完全に寝てしまうと息が出来なくなるからです。解剖学者・養老孟司
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