「早咲きの梅を探す」
早咲きの梅を探す趣味が江戸時代からあった、春前に梅を探す行為を言う ここいらでは「谷保天神」だな~ ぼちぼち紅梅が咲きだしだろう 甲州街道脇の駐車場に止める。「梅は2本くらい咲きだした」と
正月の手伝いの叔父さんが言っていた。坂を下りていく、途中にチャボが多き、以前よりも増えたようだ。時折コケコッコーと叫ぶ、当然息を吸い込み両羽を広げて一声する。
降りた斜面から梅林が続き、ずーと先まで続く、わずかな昔風の歩道もある。斜面に紅梅が咲きだしたなー、進むと白梅がそろそろと言った感じで咲き始めである
中には満開の梅もあった。が今の時期に風情があわない。甘酒屋が1軒増えたようだ。右サイドに下りていったところに古いが格調ある能の舞台が鎮座し、右に社殿が出てくる。
崖下に噴水があり、本殿裏側の池から出てきた湧き水が清らかに境内を流れる。川になって国立の田園地帯を潤おしていたのだろう。コレラが立川段丘の始まりだ。
この段丘周りの散策も良い、古い田園地帯の名残がある。開発が進んでいるが、用水も名残があり、そぞろ歩きに良い。その昔、甲州街道を旅する人が一服して所望したのだ「3度の冷水(湧き水)だった」という。氷や冷蔵庫の無い時代の冷たさだ。
お参して、甲州口にでる、れっきとした鎮守様だ、少なくなったがまだまだ、うそーとして残る。
何やら、昔人のオゥラーが聞こえてくるようだ。
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