BEST HITS～嵐うたピアノ譜

私がブログを始めたので、ヒマになってしまった娘はなぜかおもむろに
ヴァイオリンを出してきて、これまた唐突に嵐の曲を弾き始めました。

まずは、「Dream Alive」の「theme of Dream"A"live」
でも、「出だし、オクターブ違くない？」とか言われて、今度はピアノ
の楽譜を持ってきて、一曲目から順に弾いています。

　　　　・A・RA・SHI
　　　　・SUNRISE日本
　　　　・ナイスな心意気
　　　　・とまどいながら
　　　　・Hero
　　　　・素晴らしき世界
　　　　・風
　　　　・声
　　　　・僕が僕のすべて
　　　　・Beautiful days
　　　　・Believe　
　　　　・曇りのち、快晴

これは、ピアノのレッスンの帰りに自分で買ってきた楽譜なんですが
そういえば、まだ、ピアノでは聞いたことないかも？

娘のピアノの先生も嵐大好きで、（妹さんと揃って大ファンだそう）
レッスンから帰ると、先生経由の嵐情報を楽しそうに話してくれます。
母としては、レッスン、集中できてる？とやや心配なのですが。

娘の、高校受験時の夢は、翔くんの母校に入って、「Wagner Society」
に入ることだったんですよ。それは叶わなくて「３年後にリベンジだ！」
と言っていた彼女ですが、今はどうなのかな？

大学での「Wagner Society」は他大学からもオーデション受けられるか
ら、必ずしも慶応じゃなくちゃいけないわけじゃないんだよね？

私立理系で＋Wagnerは、我が家の財政破綻を招きかねない…
ので、がんばって、国立行こうね！

人間失格～櫻井翔

あの、けだるい声が耳に残って、夢の中にまで響いてきそう。
夢と現実の境目さえあやふやになってしまって。

翔くんの持っているまっすぐで明るい好青年な雰囲気と太宰
の退廃的な感じがうまく結び付かなかったんだけど…
これが、彼のすごさなの！？
声だけで、世界ができあがってる。その世界にすっぽり覆われ
て取り込まれて、あっという間に２時間経ってしまった。

構成としては、朗読の間に、猪瀬副知事との対談があったり、
玉川上水を訪れたり、ラップの作詞について話したり、という、感じでした。

そのトーク部分の話し方と、朗読での話し方の違いが、すごい！
対談部分ではZEROで培ってきた、相手に気持ちよく話させる明晰
な受け答え。ラップ詞について話すときは、何カ所かかんだりし
て、愛らしい翔くんを発揮。

圧巻の朗読部分。
声は確かに翔くんなのに、あの、壊れそうで、崩れそうで、それ
でも死にきれない、どうしようもない男は誰？！
決して派手な抑揚があるわけではなく、淡々と語っているのだけ
れど、葉蔵の流されるまま流れている、生きていくことにまるで
積極的になれない、なのに、死を選択することもできない、そん
な雰囲気が見事に表現されてる。

「女はみんな、あなたのために何かしてあげたくなってしまうのよ」

まさにそんな感じ！
そばにいてあげなくちゃ、この人は生きることもできないんじゃない
か、そんなふうに感じてしまう。
声だけで、そこまで表現できるって、櫻井翔、何者？！

タバコ屋のよしちゃんとの結婚前のあたりが…
自分的には相当ヤバいです。
どんなふうに感じたかと詳しく書くと、「ヘンタ～イ！！」と殴られ
そうなので、そこは心に留め置きます。

「朗読、おもしろかったです」と翔くん。
読書として読んでるときは、客観的にみているんだけど、朗読は登場
人物が自分の中に入ってくる感じなんだそう。
朗読して感じたのは、「心地よい不協和音」
これも、今後の彼に生かされるのかなぁ。

嵐の皆さんは本当に多才で、新しいことに挑戦しては、その素晴らし
さで私たちをびっくりさせてくれます。
これからも、もっともっと、楽しみにしてていいんですよね？

櫻井翔さん、お疲れ様です。
ありがとうございました！