森友学園のこと

大阪に現在建設中で今年4月に開校予定の森友学園という小学校が夕方のニュースに出ていました。

とりあえずは事実のみ。

もともと国有地だったこの土地は評価額が9億5600万円だったそうです。それを去年6月に1億3400万円で、森友学園に売却したそうです。

なぜ、こんなに安くなったかというと、掘り起こしたらゴミだらけだったので、それを処分するのに8億円かかると森友学園側が訴え、差し引き、この金額になったということです。

森友学園に売却が決まる前に、別の学校法人が7億円で買いたいと申し出たら、評価額に満たないという理由で断られたそうです。

ちなみに、こちらの森友学園の名誉校長には首相の安倍晋三夫人である安倍昭恵さんが就任しています。また、建設前の寄付を募るための文章には「安倍晋三記念小学校」という校名で紹介されてました。

とりあえず、これがニュースになっていた事実です。ニュースでは、森友学園の理事長さんにインタビューもしていました。

この事実だけを見ただけでも、どう考えてもおかしいですよね。

6月に購入したときには、地面の下にゴミがあるってわかってたんですよね？買う前に工事を始めてたんでしょうか？

去年の6月に購入して、今年の4月開校。小学校ひとつ建てるのに1年かかってないんですね。それって工事的に大丈夫なんでしょうか？できあがってすぐに使用するなんて、化学物質による空気の汚染は大丈夫なんでしょうか？

4月開校ってことは、もう入学予定者は決まってますよね。本当に、本当に大丈夫なんでしょうか？

石原慎太郎氏を庇ってるとしか思えない、築地市場の豊洲移転は私が勧めたと言い切る市場長といい、よりよい日本へと導く立場にあるはずの人たちが自らの利益に走ってばかりいるこの国は、本当に暮らしやすい国なんでしょうか。