絶好調超!!

嵐・大野智さんとにゃんこをこよなく愛するワタシの日々のあれこれ

るろうに剣心 伝説の最期編

2014-09-21 22:07:22 | 映画
はぁ~。

終わっちゃったのが残念すぎて放心状態。


本当にかっこよかった。
俳優さんがかっこいいっていうか、やっぱ、アクション。
人の身体ってあそこまで動けるもんなんだろうか。
やっぱり、相当の身体能力だよね。
たまたま佐藤健が剣心をやったからあそこまでになったのか、
これだけ動けることを知っていて佐藤健だったのか、
剣心をやるからにはあそこまで要求されるものなのか、
でも、誰にでもできるってもんじゃないよね~。

アクション的に一番の見どころは、剣心vs宗次郎だよね。
「京都大火編」の時もかなりの動きだったけど、
今回の船の中での対決は圧巻でしたね~。
壁走りから着地してそのまま走り抜けるって?
低い姿勢で駆け抜けてきて、ついた手を軸にしてターンするとか。
もう一度、今度はスローでじっくり見たいわ。

ストーリー的にかっこよかったのは、
志々雄真実と駒形由美のところかな~。
彼女の身体を突き通して剣心をさす志々雄。
それを剣心に非難されるけど、二人の想いは全然違ってた。
剣心の持つ常識では測れないふたりだけがわかる想い。
かっこよかったよね~。

でもさ・・・。

どうにも割り切れないものも残るよね。

だって、剣心と志々雄は明治政府の命で暗殺をしていたんでしょ。

それを・・・。

必要なくなったからって。
ばれたらまずいからって。

勝利の瞬間に油をかけられて火をつけられたんだよ。
恨まないワケないじゃないか。
汚れ役を押しつけて、自分は知らん顔できれいな振りして。
そういうことすべてわかって、それでも平和な世の中のためにって
志々雄の元に行った剣心まで丸ごと亡き者にしようとする。
ひどすぎるでしょ。
でも、きっといろんな犠牲の上に今の世の中だってあるんだろうな。
なんにも知らん顔して、今の世の中を当たり前だと思って。

ただただかっこいいってだけじゃなく、
なんか、こう。
考えることも残していく映画でした。

あ、あとやっぱり、斎藤一かっこいいな。
斎藤一自体好きなんだけど、江口洋介の斎藤一もかなりすてき。
なんでこんな場面でたばこくわえてられるんだろうとか思ったけど。
矛盾したものを抱えて生きてる雰囲気がかっこよかった。

あと、泣けたのは翁の最期だね。
命を賭けても守り通すものがある、かっこいい人でした。

るろうに剣心、3作続けてみたいな。
DVD出たら家で上映会かしら。
でもな~。うちのテレビ、小さいしな~。

オカザイル!!

2014-09-20 20:31:02 | 芸能いろいろ
めちゃイケのオカザイル、いいですよね~

岡村さん、本当にすごいと思います。
EXILEのメンバーが踊ってると、あまりにすんなりで
そんなにすごく見えないんだけど、岡村さんが踊ってると
もう、すご~~い!!って感じに見えます。
一生懸命感がすごいですよね。

2011年の長期休養明けの様子や2013年のHIROさんの引退の時。
いろんな想いが詰まってたんだろうなぁってついついウルッと・・・。

さ来週のスペシャル、楽しみにしてま~す

手仕事好き必見のお店 仙台

2014-09-19 20:26:12 | 旅行・街歩き
福島でのボランティアを終え、仙台に戻ってきました。

ここからはひとり旅です。
ひとりで旅行…人生初かも?!
迷ったんですよ、ひとりで宿泊とか。
でも、仙台でどうしても見てみたいお店があったので。

思いきって。

行きたかったお店はここ!!




定禅寺通りにあるギャラリー杜間道。

釜定の南部鉄器や各地のざる、手作りの南部箒、
曲げわっぱや吹きガラスなどもあります。
作家もののガラスや漆器も置いてました。
中でも見とれてしまったのは、太田修継さんという方の
根来の角切のお盆です。根来特有のかすれた感じがとてもすてきでした。

ここでは「カリモク展」がやっていました。
有名な家具メーカーですが、今まであんまりピタッと来るものに
出会わなかったのですが、ここで見た「Kチェア2シーター フラノベージュ」
というのがすごく良かったです。サイズ感は小さめで、リビングというよりは
自分の部屋に置いて読書など楽しみたい感じです。
ソファを探してる友人にぜひともお勧めしたいですね。




スタッフのお姉さんも感じがよくて居心地のいいお店でした。

ギャラリー杜間道

次は、他のお店を探していて道に迷って出会ったギャラリー。
CROOS ROAD。




不規則な五差路くらいの道で曲がる道を間違え、ウロウロしていたら
道の反対側に発見したのがこのギャラリー。
大きな道路の向こうからも感じる‘おもしろそうなオーラ’が出ていました。

やっていたのは「更紗の仕覆」展。
仕覆とは、棗などのお茶道具をすっぽりくるむ巾着のような布袋。
でも、木内和子さんという作家さんはお茶道具だけではなく、
いろいろなものに合わせて作った仕覆を見せてくれました。

とにかく、こまかい!!

くるむ器にぴったり合うように型を取り、表と裏の布を選び、
布地に合う正絹のひもを作ってもらい・・・。
紐通しの縫い方も色々で本当に美しいものでした。

表布と裏地の間にはうす~くのばした綿が入ってるそうです。
大切な器を大切にしまうための工夫なんですね。

仕覆に使っている正絹の紐は、前に「美の壺」で見たことがあります。
絞って残った部分で、梅や桜、蝶など様々な形を作れるそう。
作った形が崩れないのは絹100%で作った紐だからこそ。
垂直に立てても、大丈夫なんだそうです。

そういえば、前に茶道の初心者講座に行ったときにこの紐の結び方について
聞いたことがあります。
茶道では、とても高貴な方も他の人と同じようにお茶室に入ります。
そのときにお茶に毒など入れられないよう、お棗を包む仕覆の紐の結び方が
発達したんだそうです。知らない人には決してほどけない、ほどけても
元には戻せない。鍵をかけているように安全だということです。
美しいだけではない機能も持っている。やっぱり、日本って素晴らしいですね。

ギャラリーのオーナーさんは一つ一つ手に取って話してくださって、
すごく楽しかったです。こんなお仕事、すてきだな~。

ギャラリー CROSS ROAD

そして、ここ!!




仙台光原社です。



仙台にもあることを発見した時はとてもうれしかったです。
品ぞろえは盛岡とは少し違うかな?
でも、美しい手仕事のものを置いているところは一緒です。

ず~~っと岩手の茶碗かごを探しているのですが、
せっかく宮城・仙台に来ているので、記念に宮城のものを。



宮城・黒川郡で作られた肥料かご。
農作業用なので、とても丈夫だそうです。
篠竹に編み込まれた樺の樹皮がきれいですね。
今のところ、お菓子入れになっていますが、
これからの季節、毛糸玉なんて入れてもいいですね。

盛岡のお店の人は黒の長めのジャンバースカートでしたが、
こちらは藍色がきれいなワンピースでした。
若い新人っぽいお姉さんとシルバーグレーの髪が上品な年配の女性が
いたのですが、ふたりともおっとり話す感じがとてもすてきでした。
ご年配の方とは、その前に見た仕覆の話や盛岡店の話などいろいろできました。
帰りも道を教えてくれて、外まで見送ってくださいました。
本当にすてきな女性でした。

仙台光原社


仙台は新幹線に乗ってしまえば、1時間半くらいで着いちゃいます。
1泊くらいで気軽に来れそうですね。

仙台おさんぽWEBマガジン



福島 相馬市・南相馬市

2014-09-18 22:01:58 | 旅行・街歩き
9月の三連休を利用して、福島・宮城に行ってきました。

新幹線で仙台に行ったら、そこからバスで福島・相馬市へ。
なんで?と思っていたら、それしか交通がないんですね。
震災から三年半たっても、まだまだ不便な生活が続いているんですね。

高速道路を挟んで右と左の景色が全然違うことにおどろきました。
右の田んぼにはたわわに実った稲がきれいに並んでいます。
一方、左側はきれいに区画されているものの背の高い雑草に覆われていました。
高速道路が堤防となって、被害を逃れた地区とそうでない地区との差でした。
テレビなどで見て知っているつもりでしたが、実際に見てみることで
改めて感じるところが大きくありました。

新地町の町役場の屋上から町全体を見てみました。
土曜日だというのに、たくさんのトラック、ブルドーザーが動いています。
津波でかなりの土が持っていかれてしまったので、津波後のがれきを
細かくして土に混ぜたものや、神奈川県から運んだ土を使って盛り土を
しているそうです。

昼食後、バスで南相馬市へ。
鹿島区から原町区、小高区へと進んでいくと徐々に街の雰囲気が変わってきます。
なんて言ったらいいんでしょう。
人の気配がない、生活している空気の流れが感じられない、そんな感じ。
全く手つかずの家の割れた窓の奥に、津波で荒れたままになっている
部屋が見えたり、曲がったままのドアや屋根の奥に日常の道具が
たぶん3年半前のまま置き去りにされていたり。
「住んでいる人がいないから、商店なども開けない。商店がないから
人が住めない」南相馬市の職員の方が話していました。
それでも、昼間しかいられない、夜の宿泊ができない状態が、
この連休からしばらくは解除されるそうで、少しは活気が出てきそうです。
小高区役所の向かいのあるボランティアセンターには人が集まっていて
復興へ向かう明るさを感じました。

宿泊は相馬市の松川浦。住宅や商店のすぐそばにある海。
穏やかで明るいこの海が恐ろしい被害をもたらしたなんて
なんだかうまくつながりません。
でも、工事中の道路の脇は崩れ落ちて海へと続いていました。
こんなにすぐ近くに海がある暮らしがどんなものか想像がつきませんが
住んでいる人々にとっては、なくてはならない大切なものだったんでしょうね。
海と共に生きていくことと、安全な暮らし、上手に両立するには
どうしたらいいんでしょう。

翌日は海岸でゴミ拾いをしました。
ボランティアってこの程度のことでいいの?と思っていましたが、
侮っていましたね。とにかく、人手と時間がかかる作業。
ゴミを集めては砂浜を往復するという作業がけっこうきつかったです。

3年半もたっているのに、海の底からはまだまだいろんなものが流れつきます。
ゴミ拾いをした海岸には少し登ったところに慰霊碑があり、その近くには
太い鉄の柱がぐにゃりと曲がったブランコなどの遊具がありました。
すっかり海水につかったのに、生き残ってきれいに花を咲かせている
藤の花もありました。(私が見たのは実だけですが)
堤防の上の、どこまでもつながって倒れているガードレールみたいなもの。
堤防のすぐ下の、だだっ広い草はらが実は住宅地だったことを示すお風呂の後。
まだまだ、たくさん、やることがありそうです。

3年半たって初めて訪れた福島の地。
がれきの山こそもうないけれど、そのかわり、どこまでも続く雑草の生えた
広い大地がありました。草刈りをして、塩を抜き、再び畑や田んぼとして
機能するようにするのは気の遠くなるような作業です。
現地の人がそこで働き、子どもを育て、生活していくことを望むなら、
ほんの小さな手ですが、お手伝いができたらいいなと思います。
大事なのは継続していくこと。忘れずにいること。心に留めておくこと。
今回の旅で、震災時の話やその後のつらい経験を話してくださった方々。
つらい記憶を話してくださり、ありがとうございます。
大切なお話しを、私も伝えていきます。
この1回で満足することなく、また訪れて何かできたらいいな。
っていうか、また来ます!!



福島 相馬市・南相馬市