昨日、日曜日は日本より一日遅れの母の日だった。
喜ぶべきか悲しむべきか我が家には例によって
人が集まって来る。
子供達、孫たち、そしてその友達までそれぞれに材料持参で
やって来ては何やら作っている。
母のためと言うより自分たちが楽しんで居る。
私はピッカ、ピッカに磨いておくケッチンが汚されるのを
ハラハラしながら我慢している。
この母は静かに放って置いてもらえたら一番の母の日なのだが。
それでも彼らは一生懸命だ。
ミモサを飲みながらおしゃべりに夢中、手がおろそかになって
時間ばかりかかる。
ついこの乙姫が手を出しては「今日は母の日なんですよ」と
言って追い返される。
何が母の日よ、この騒ぎはとは人知れず思うだけ。
そしてご馳走になったのはメキシコ料理、美味しくも、まずくもないと
いうのが正直なところかな。
そしてランチが済むとあの賑やかな中から娘夫婦はすっと
ニューヨークの親の元に飛んでいった。
此処から五時間の飛行慣れたものだ。
母親八十六歳の誕生日、二十五人の友人を招いて
サプライズパーテイだそうな。
サンフランシスコからニューヨーク、メール一つで全て整えられる
今の時代にもう、完全に取り残された感ありだ。
せいぜい子犬でも相手にしているのが一番気楽かな。
驚くことに母の日にカルガモまで庭に来て休んでいました。
夜は昼の口直しにタイレストランで母の日の終了美味しかったわ。