先ずお断りしておきますがつまらぬ長文ですから読まずに
見送ってくださいね。
ただなんとなく自分の心を出してみただけのことですから。
過信
前回の記事で風邪は大方治ったように書いたのだが、
気管支炎という厄介な物がいつまでもはびこって
私を苦しめて居る。
それでも私は、明日は良くなるだろうと期待しながら
ズルズルと今に至った。
果たして明日はもっとよくなるかしら。
ならないと困る。
少なくとも土曜までは完治しないと困る。
長いこと待ってもらった友人が泊まりに来ることになっているからだ。
そう思いながらも孫の卒業式への出席、父の日の”芋煮会“
なんとか努めあげて昨日あたりから本格的に休んで
回復を待っている。
幼い時から家庭環境の中で忍耐の美を肌で学んできた悪習慣が
身についてしまっている。
昔の主婦は忍耐以外の何者でもなかったように思ったし、
特に母の姿はそうだった。
反面、父はお殿様で父自身の辞典には我慢という字が
なかったように記憶している。
ゴホンと咳一つするとアア、風邪だ、何か栄養のあるものをと
騒ぎ出した。
そして我が家には何時も人力車に乗ったお医者様がやって来た。
往診だ。
少し酷そうだと派出看護婦さんが泊まっていた。
祖母が甘やかした一人息子のお坊ちゃま、可哀想なのは母だった。
母は日本の典型的な嫁の立場、主婦の姿だった。
そして私もその道を生きているのだろうか。
いや、浦島殿は決して厳しくも無いし、威張ってもいない。
むしろ威張っているのは乙姫の方だが、厳しく生きた母の姿が
自ずと身に滲み込んで自分を甘やかすことが出来ないようだ。
、“三つ子の魂百までも”という事だろうか。
今になっても当時の環境から受けた影響が
自分を左右して居ることを思えば環境の大事さを痛切に
思わざるを得ない。
馬鹿な頑張りは百害あって一利無し、もっと利口に生きなければ
何の得にもならないのだ。
浦島殿曰く、よくその状態で頑張れるねえ~
偉いなあ~大したもんだと感心している。
だって私がやらなくちゃ誰がやるのですか?
するとそれはそうだなと簡単に受け止める。
そんなこと受け止めないでやってくれれば良いのにと姫の内心は面白くない。