7月1日解禁となるアユ釣りシーズンを前に広瀬川に稚アユの放流が行われた。実施したのは広瀬・名取川漁業組合員の面々。
加美町中新田の鮎の里で飼育した稚鮎(サイズは平均7,8センチ程度か)をトラック積載水槽で運搬してきたものをバケツに移して川の流れに立ちこんで放流した。元気な若アユ達はすぐさま上流に向かって泳ぎ始めた。
どんより曇った肌寒い陽気だったが、水と稚アユが入ったバケツを流れまで運ぶと少し汗ばむぐらい。 最初は澱橋の上流から開始、下りながら赤門自動車学校の前、中ノ瀬橋下流、霊屋橋下流等に分散して放流中ノ瀬橋では橋の欄干からロープをつけたバケツに稚魚を移して徐々におろして川面でバケツを空けて放流するなど手際よく作業が進んだ。自主参加で駆けつけた組合員たちは、初夏の成長したアユを楽しみに粛々と作業を進めた。ご参加くださった皆さん休日の処ご苦労様でした。来月初めからも、あと数回実施される。当河川は海からの天然遡上アユも期待できる。ビルの街中を流れる清流に銀輪が躍る解禁が待ち望まれる。
加美町から水槽で運搬されてきたアユをタマ網でバケツに移す作業
組合員の手によって流れに中に放流される
元気なアユの稚魚たち
橋の欄干からロープで吊り下ろして放流する