早朝家を出てウオーキング中電柱の上にカラスが三羽、ガアガアと鳴き交わし凄くうるさい。そのうち一羽はひとまわり小さく今年孵化した雛らしいがまだ十分に飛べないので地上に餌を獲りに行けないので親が獲って来た餌をもらっているようだ。何処が危険か分からないヒナは独り立ちしようと電柱から飛び出そうとしているが、地上に降りて犬や猫などの外敵に襲われそうになった時飛び立ち難を逃れれば問題ないが飛翔力が付かない若鳥は餌を獲るどころか餌にされてしまう弱肉強食の自然界の摂理なのだ。
親はそれが分かるから必死になって引き留めている。どこか人間社会と共通するものがある。
幼鳥は一気に飛翔力を付ける事は出来ないから、少し低い処まで飛び移動して何段階も移動を繰り返しようやく地上に降り立つ、戻る場合もその逆で少しずつ飛びながら飛翔力を身につけるそれが今幼鳥の正念場なのだ。
心配な親鳥は落下したり、飛び上がれない時などあたりで見守り、危害を加えられそうなときはその相手を威嚇してヒナ鳥を守のだ。今の時期は何処でも見られる光景なので不用意に近づかない事が賢明だ。
親鳥は神経質になっているので威嚇されたり場合によっては後ろから頭を蹴られたりすることが有るので要注意。
カラスも人間が怖いので正面からツツキに来る事は無くあくまでも後ろからの攻撃のみである。人間の若者ように向こう見ずの命知らずは居ないのである。その点はカラスは人間よりも利口と言える。
都市部に覆いハシブトガラス