福島の実家の木からもいできた柿を干し柿にしようと二階ベランダに干していた。
しばらく何ともなかったが、丁度渋が抜け甘くなった頃から、鳥が来て柿を食べているとの事で、釣りのテグス糸を張り巡らし対策を講じた。しかし効果がないようなので、よく見るとカラスでなくヒヨドリだった。春から夏は庭のブルーベリーやピラカンサの実を散々食い荒らし、追い払おうとしても容易には逃げないしぶとい鳥だ。
一昨年庭の木に巣を作り卵を孵してヒナが数羽巣立ったが、その時はヒヨドリだとは知らなかった。後で図鑑で知ったのだが。こうした因縁の鳥だが、恩を仇で返すとは、ペットとして飼っていたわけではないので狼藉を許すわけにはいかない。細いテグスで効果がないならとばかり、荷作用のビニール紐でがんじがらめに囲ってみた、しかしこれも1日ぐらいしか効果がなく実を食べつくして残ったヘタのT字の部分に止まって、干し柿をツツイテいた。「シーツ」と追ったら逃げて行ったが。すぐにベランダの上の電線に止まって様子を窺い隙あらばと狙っている。何ともずるがしこい鳥だ。以前地上の物干し竿に干した時はハクビシンと言うイタチのような小動物に下の方が、かじられ閉口した苦い経験がある。この調子では干し柿が出来上がるまでに何個残るか。にっくきヒヨドリめ何としてくれよう。
鳥対策で紐が張り巡らされたかわいそうな干し柿
ずうずうしく柿をついばんでいるヒヨドリ
これがヒヨドリ、ネットから引用