昨日前々回紹介した、仙台市若林区荒町、森民酒造本家で開催されている「広瀬川美術蔵」を観てきた。江戸時代から続く、老舗造り酒屋の酒蔵をギャラリーにしたユニークな催しは、酒造りの場をそのまま活かして大きな酒樽に作品を展示し、ライティングも裸電球をむき出しで、ほの暗い灯りの中で、永い歴史を語る建物と、絶妙にマッチングしていたと感じた。「霊橋界隈」と題した私の鮎釣り姿の点景と、竿を立て取り込む瞬間をアップで描いている作品の前で、作者古山 拓さん(イラストレーター/水彩画家)と記念撮影をした。また、お誘いしたら気持ちよく同行し、適切なアドバイスをくれた、放送大学仲間のTさんに感謝。
一連の作品をコンパクトな画集にした「旅絵 広瀬川 小さな旅」も、それぞれの絵についての説明があり、源流から河口までを通して観るのに良いガイドになる。
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