大正動物医療センター(大阪市大正区)のブログ

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前庭性疾患(老年性-犬 )

2006-02-28 20:31:08 | 体が上手く動かせない

症状

平衡失調、見当識障害、起立を嫌がる、頭部傾斜ならびに眼球の不規則運動などの突然の発症(通常)。
吐き気および嘔吐が先発、もしくは同時に起こる。
頭部傾斜:軽度~顕著。患側に傾く。両側性の障害の場合、横方向の不規則運動が生じ、より重度な患側への軽い傾斜が付随している場合もある。
異常眼振(安静時または頭位変換):初期には一般的。急速相を伴う水平眼振または回転眼振は、常に頭部傾斜に対して反対方向となる。両側性の障害では沈うつ状態となるか、生理的な眼球運動の欠如(すなわち、異常な共同眼球運動)が認められる場合がある。
軽度~顕著な見当識障害および前庭性運動失調がみられ、頭部傾斜方向にもたれかかるか、または転倒する傾向がある。
筋力およびプロプリオセプションは正常。重度疾患では、起立を嫌がるため歩行困難と評価されることがある。両側性の障害では、開脚姿勢をとる。

原因

不明。


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