午前中に市営住宅の「入居者公開抽選会」があり出席しました。
何回か抽選会には出席したことがありますが、それでも会場となっている市役所7階の大会議室に入ると、さっと緊張感が感じられて厳粛な気持ちになります。それもそのはず・・・、会場には抽選に当たって何としても市営住宅に入りたいと願っている方たちが、これから始まろうとしている抽選をかたずをのんで見守っているからです。
平成22年6月の空き家募集抽選倍率一覧表を見ると、倍率の高いところは単身向けの41倍(3階)とか、家族向けの10倍(1階、2階)となっていて、集合住宅では3階程度までに人気があるのと、比較的新しい住宅は倍率が高いようです。
ご高齢者になると高いところは何かと苦手となるので、この倍率の持つ意味はよく分かります。それと今回、空き家でも倍率がなしという5階、4階については今後市営住宅運営協議会で住宅困窮度により入居者をあっせんするということでした。
1ヶ月の収入の内、出て行くお金で一番大きいのが家賃です。景気低迷の中、収入が減る一方で、今どき家賃が安いということはとっても大事なこと。家賃の安い市営住宅への人気はますます高くなっていくと思います。
でも国の住宅政策がずいぶん前から新たな住宅を建てるという方向にはなっていないという大きな問題があります。日本共産党は国会等で、公営住宅の建設をするよう求めてきていますが、これからもこの点は力を入れていかなければならないと思っています。
そこで、まずはすぐにでもできる、民間のアパートの借り上げを行っていくべきではないかなと思います。民間アパートの借り上げは民間の賃貸住宅を市が借り上げて市営住宅と同様に安い家賃で提供するというものです。ぜひやるべきだと思います。
午後は会派の打ち合わせと質問の準備をして、夕方には駅頭で、議会報告等を行いました。明日は雨かいな?