開催中の9月定例会15日(木)のこと。
競輪事業特別会計補正予算の提案理由は、モーニング競輪等の売り上げが好調なため、モーニング競輪の開催数を増やすことで、券の売り上げを増やし、約143億円の当初予算に対して、55億円の予算を追加するというもの。
コロナ禍での公営ギャンブルの売り上げの増加について、朝日新聞が6月17日付で「巣ごもり需要」により、ネット売り上げ増加につながったのではないかという見方を報道しています。このことについて他の新聞も取り上げています。
小田原競輪についても売り上げの9割がインターネットによるものであり、同様の理由だと考えられます。
自治体の行う事業の目的は公共の福祉の増進ですが、開催日数を増やすこと、そしてインターネットによる購入が増えることは、ギャンブル依存症が増えることについての責任が生じます。
先ほどの朝日新聞等ではギャンブル依存症と対策の必要性や懸念について報じています。
これらについての認識と対応策について、建設経済常任委員会における審議で質しましたが、補正予算の説明では十分とは言えないため、以上の趣旨による反対討論を横田英司議員が行いました。