りえ子のブログ

前小田原市議会議員田中利恵子です。
今後も子どもたち、高齢者、障がい者が大切にされる市政めざして頑張ってまいります。

8時間働けばふつうに暮らせる社会へ

2022年01月14日 | 政治の転換を

 12日は火災現場を視たのち、昨年末に労働相談があったお宅に相談を急ぐ必要があると考え伺いましたが、お留守でした。労働相談といえばNEC子会社による不当解雇と闘ってきた伊草貴大さん(30)が、昨年暮れに横浜地方裁判所においての裁判で勝利判決を勝ち取りました。裁判闘争は約2年かかりましたが、会社の控訴断念で勝訴が確定となったものです。以前から伊草さんのことをよく知る私としては、本当にうれしく思います。

 全国の働く仲間がこの裁判の勝訴と今後の職場復帰に喜び励まされていますが、私も勇気と元気を貰いました。なので、労働相談についてはぜひ地元の西湘労連と連携して今後も頑張りたいと思います。

 先日40代の女性とお仕事についてお話しする機会がありました。非正規でお仕事をされていますが、その方が都合が良いということでした。私たちの若いころは正社員が当たり前の社会でしたが、2020年度の非正規労働者は2066万人(総務省の労働力調査)で、労働者の4割を占めていて女性は50%を超えています。

 女性とお話しする中で非正規雇用が何かと都合がよいと言われた一方で、暮らしへの安定を求め、将来への不安を抱えていると感じました。今年夏の参議院議員選挙に立候補予定のあさか由香氏は「8時間働けば普通に暮らせる社会へ」と提案し訴えています。最低賃金時給1500円をめざし、全国一律性をつくるとしている。

 スローガンはあさか氏がシステムエンジニアとして、長時間・過密労働でつらい体験をした中から生まれたもの。ぜひスローガンにあるような社会にしたいものです。あさか氏のポスターに注目が集まっていますが、色遣いがちと寂しい感じとか、これはこれでよいとか。つまり賛否両論あるのですが、私はこのセンスがいいと思い、むしろ色遣いとコンセプトが好きですね。

13日は会派内会議がありました。

議会改革検討委員会、3月定例会等について相談しました。議会の何をどう改革して行こうというのか、各会派でいろいろ考えはあるがさらに民主的な小田原市議会という風にしたいものです。頑張ります。


火災のない1年に

2022年01月14日 | Weblog

 11日の消防出初式は初めて三の丸ホールを使用しての式典となった。これまで小田原城址公園二の丸広場で開催されてきたので、屋内ではどんな感じになるのかと思いましたが、雨模様の天候だったので結果的にホールでできてよかったと思います。

 第2部の演技では幼年消防クラブの演技や古式消防記念会による木遣り唄と纏振りがありました。子どもたちの演技にほっこりし、木遣り歌の伝統ある奥深い響きなどに感銘を受けました。

 さて12日未明に遭った市内の火災現場を視てきました。ご高齢の方がお住まいになられていたようで、この寒空に大変お気の毒なことです。心からお見舞いを申し上げるものです。周囲への延焼は見た限りではないように思いましたが、ぜひ火災は他人ごとではなくこの1年も十分気を付けて行かなければならないと思いました。

 2021年の火災は90件、1昨年が67件。そのうち小田原市内ではそれぞれ62件、46件ということです。ぜひこの1年は減らしたいものです。

 なお救急も増えています。私としてはコロナ感染拡大が背景にあるのではないかとも思うのですが。ただ、搬送者のうち軽症者の方の搬送も約39%あるということで、これはどう捉えてよいのかと思う。これも私としては高齢者世帯も増えているので、判断に迷い救急通報される方がおられる等考えるのですが。

 いずれにしても火災、救助、救急について、市民の命と財産を守るために消防、消防団が日夜奮闘されている。そのお一人お一人のそれこそ命、健康あってこそと考えます。ぜひこの1年も十二分にお気を付けになられてご活躍されることをご祈念申し上げます。