猛暑に襲われた今夏は、6歳になるシーズ犬・チャッピーとの散歩時間を早朝に変更して熱中症防止対策にしています。
盛夏のころ、早朝5時には散歩に行こう、と誘いに来るので、その習慣が地に着き、日の出が5時20分になっても、そのペースを崩してはいないのです。
さて、15号台風の中心が関東近辺を通過した9月21日夕方は、総武線が運休になり帰宅困難者が出るほどの豪雨を残しても北上したので、22日早朝は快晴に恵まれました。
今朝のチャッピーとの散歩で、拙宅の近くにある家庭菜園畑に放ったままにしておいた、茄などの支えに使う支柱に羽根を休めているノシメトンボのメスがいたのです。早速、散歩から帰宅した後、畑に戻ってシャッターを切った次第(写真)。
畑からほど遠くない処にある小さい池で羽化し、畑隣のこじんまりとした林で摂食しながら成虫になったのでしょう。
今年は、姿を現す時期が例年より遅く、その数も少ないように感じながら支柱の先端に止まっているノシメトンボを横目に眺めてはいたのですが、台風一過の翌朝に出会ったノシメトンボ。何時もとは少し違う生命感に溢れているのです。
ちなみに、未熟なノシメトンボは雌雄ともに黄褐色で、成熟するとオスの腹部背面色が暗赤色に変わり、メスのそれは赤色が濃くなるようです。この違いが判ったので、写真のノシメトンボがメスであると識別できました。
これまで、矢車トンボと覚え、アキアカネと誤認していた元気印に、私はノシメトンボですよ、と、自己紹介をした根拠は、翅(はね)の先端にある褐色斑でした。また、ノシメトンボは人に対して警戒心が薄いとされ、元気印は彼女の尻尾を簡単に掴まえましたよ。それも束の間、直ぐ空に向け放しましたが。
いずれにしても、水辺で縄張りを形成しているオスに出会うと、子孫を残す行動に移行するでしょう。
池畔の草原などの上に、連結打空産卵を済ませます。それから先には、短い生涯を閉じる運命が待ち構えています。
何はともあれ、9月13日に発生したアジア名「Roke(ロウキー)」、我らが台風15号は、日本列島を縦断する進路を北上して、北海道の東方近辺を通過してから、熱帯低気圧になり消滅しました。
その間、広範囲に亘って、1時間当り雨量が50ミリ以上にも及んだ豪雨水害と最大瞬間風速50メートルを計測した強風被害を日本各地に残し、かつ、諸種交通手段に悪影響を与え、交通渋滞を惹起(じゃっき)し、千葉市内においてもゲリラ豪雨を見舞い、帰宅困難者が出たほどです。
また、元気印が借用している畑の脇に沿った道路の対面に植えてある老木梅を強風で煽って、倒木梅にしたのですよ。
台風の影響を受けて四苦八苦している人達の混乱をよそに、早朝の陽光を浴びて日向ぼっこをしているように映る、のんびり容姿のノシメトンボは、あの豪雨と強風から避難する知恵、つまり、どのような方策で、か弱い身の安全を守ったのでしょうか・・。
何事も、考え過ぎは眠られない夜を招きます。即刻、思考停止釦の作動開始です。
盛夏のころ、早朝5時には散歩に行こう、と誘いに来るので、その習慣が地に着き、日の出が5時20分になっても、そのペースを崩してはいないのです。
さて、15号台風の中心が関東近辺を通過した9月21日夕方は、総武線が運休になり帰宅困難者が出るほどの豪雨を残しても北上したので、22日早朝は快晴に恵まれました。
今朝のチャッピーとの散歩で、拙宅の近くにある家庭菜園畑に放ったままにしておいた、茄などの支えに使う支柱に羽根を休めているノシメトンボのメスがいたのです。早速、散歩から帰宅した後、畑に戻ってシャッターを切った次第(写真)。
畑からほど遠くない処にある小さい池で羽化し、畑隣のこじんまりとした林で摂食しながら成虫になったのでしょう。
今年は、姿を現す時期が例年より遅く、その数も少ないように感じながら支柱の先端に止まっているノシメトンボを横目に眺めてはいたのですが、台風一過の翌朝に出会ったノシメトンボ。何時もとは少し違う生命感に溢れているのです。
ちなみに、未熟なノシメトンボは雌雄ともに黄褐色で、成熟するとオスの腹部背面色が暗赤色に変わり、メスのそれは赤色が濃くなるようです。この違いが判ったので、写真のノシメトンボがメスであると識別できました。
これまで、矢車トンボと覚え、アキアカネと誤認していた元気印に、私はノシメトンボですよ、と、自己紹介をした根拠は、翅(はね)の先端にある褐色斑でした。また、ノシメトンボは人に対して警戒心が薄いとされ、元気印は彼女の尻尾を簡単に掴まえましたよ。それも束の間、直ぐ空に向け放しましたが。
いずれにしても、水辺で縄張りを形成しているオスに出会うと、子孫を残す行動に移行するでしょう。
池畔の草原などの上に、連結打空産卵を済ませます。それから先には、短い生涯を閉じる運命が待ち構えています。
何はともあれ、9月13日に発生したアジア名「Roke(ロウキー)」、我らが台風15号は、日本列島を縦断する進路を北上して、北海道の東方近辺を通過してから、熱帯低気圧になり消滅しました。
その間、広範囲に亘って、1時間当り雨量が50ミリ以上にも及んだ豪雨水害と最大瞬間風速50メートルを計測した強風被害を日本各地に残し、かつ、諸種交通手段に悪影響を与え、交通渋滞を惹起(じゃっき)し、千葉市内においてもゲリラ豪雨を見舞い、帰宅困難者が出たほどです。
また、元気印が借用している畑の脇に沿った道路の対面に植えてある老木梅を強風で煽って、倒木梅にしたのですよ。
台風の影響を受けて四苦八苦している人達の混乱をよそに、早朝の陽光を浴びて日向ぼっこをしているように映る、のんびり容姿のノシメトンボは、あの豪雨と強風から避難する知恵、つまり、どのような方策で、か弱い身の安全を守ったのでしょうか・・。
何事も、考え過ぎは眠られない夜を招きます。即刻、思考停止釦の作動開始です。