桜の季節になると雨樋の辺りに巣を作る雀の番が、毎年来るのですが、どこに作るのかは余り関心がなくて、早朝から鳴き声がする位の軽い気持ちで傍観していただけでした。
結論を先に書きますが、隅棟(すみむね)を葺いている瓦の下にある空間を子育てに利用しているようです。
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雪が積もった24日朝、雀の鳴き声が聞こえたのです。
隅棟の先端には積雪がなく、雨樋の上が洞窟の入口のようになっている所に、一羽の雀が凍てつく寒気に堪え、首をすくめています。
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暫く観察していると、もう一羽の雀が洞窟から後戻りして外に出てきます。そして、直ぐに洞窟のなかへ姿を消したのです。
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再び洞窟から出てくると、雨樋で待っている雀の横に並ぶと、凍ったように動かなくなります。仲睦まじい夫婦のようです。
桜の季節には、此処で子育てを始める筈です、きっと巣作りに来ます。
おそらく、昨年、此処から巣立っていった雀かも。どちらかの一羽か、それとも番が・・・。
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真冬の朝日が昇り日差しが強くなる7時ごろには、仲睦まじい番は、どこかへ飛び去ってしまい、この間、鳴き声を聞いてから30分位でした。
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それにしても、隅棟にある瓦葺の空間を子育てに利用する雀の知恵袋には、刺激を与えられました。
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それも、積雪があった日の早朝に、親が利用していた巣、あるいは、自分達が育った我家が今年も使えるかを見届けにきたようですから、その根性に「あっぱれ」。
雀の事情が分かった今、再会が巣作りの時期までになるかと思うと、ちょっと寂しい。
結論を先に書きますが、隅棟(すみむね)を葺いている瓦の下にある空間を子育てに利用しているようです。
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雪が積もった24日朝、雀の鳴き声が聞こえたのです。
隅棟の先端には積雪がなく、雨樋の上が洞窟の入口のようになっている所に、一羽の雀が凍てつく寒気に堪え、首をすくめています。
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暫く観察していると、もう一羽の雀が洞窟から後戻りして外に出てきます。そして、直ぐに洞窟のなかへ姿を消したのです。
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再び洞窟から出てくると、雨樋で待っている雀の横に並ぶと、凍ったように動かなくなります。仲睦まじい夫婦のようです。
桜の季節には、此処で子育てを始める筈です、きっと巣作りに来ます。
おそらく、昨年、此処から巣立っていった雀かも。どちらかの一羽か、それとも番が・・・。
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真冬の朝日が昇り日差しが強くなる7時ごろには、仲睦まじい番は、どこかへ飛び去ってしまい、この間、鳴き声を聞いてから30分位でした。
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それにしても、隅棟にある瓦葺の空間を子育てに利用する雀の知恵袋には、刺激を与えられました。
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それも、積雪があった日の早朝に、親が利用していた巣、あるいは、自分達が育った我家が今年も使えるかを見届けにきたようですから、その根性に「あっぱれ」。
雀の事情が分かった今、再会が巣作りの時期までになるかと思うと、ちょっと寂しい。