5月9日(土)9時40分ころ、国宝鳥獣戯画特別展を見に東京国立博物館に出かけた。

展示会場へ入場するのに40分、展示品を観るのに140分の待時間になります。それを承知で入場券を購入してくださいと、係員が説明するので見学を断念する。
甲・乙・丙・丁4巻からなる鳥獣戯画の修復を終えた記念に一般公開することになり、その特別展が京都で開催し終え、東京国立博物館で開催中のもの。
鳥獣戯画本物を見る機会に何時出会えるか判らない焦りもあり、19日(水)6時に拙宅を出る。
早いほうがラッシュを避けられ、朝食は上野駅構内にある飲食店でも食べられるだろうとの楽観が的中した。
早起きは三文の得を授かった。そんなことを考えながら会場へ急ぐ。8時20分頃に博物館へ着いた。
博物館前には、前売り券を購入した人達が列をなしている。列の最後尾を探していると、当日券は8時30分からこちらの売場ですとの案内があり、そこに行く。5ケ所ある窓口の前に20人前後の人が待っていた。
やがて、入館が始まる。
前売り券で並んでいた人達は、8時30分に入館が始まっても、一人ひとりチケットの確認を受けてから入場するので時間が掛かっている。
他方、当日券はその必要がなく、入場券買うまで5分ほど待ったがチエックなしで入場できた。
結局、当日券を購入した私は、入館待ち行列の4人並びの16列目で待つことになった。

開館が15分早くなった展示会場へは50人単位で入るので、2番目になった。
展示会場によっては順路に従って観なければならない制約があるので不安があったが、爆発的人気のある鳥獣戯画甲巻を最優先して観ることに決めていた。
同じ観かたをするようガイドが勧めており、甲巻の展示場所へ直行する。それでも、すでに行列が出来ていた。戯画に対面するまで10分くらいは要しただろうか。
そして、3mほどの戯画を観た時間の記憶はない。
歩きながら観るように督促されても戯画を観る積りだったものが、現物を目の前にするとついつい鑑賞してしまう。立ち留まらないように注意されても、1列に並んいる牛歩の列が早く進ことはなかった。
丁巻の展示場へ向かう頃には甲巻の行列はかなり長いものになっていた。甲・乙・丙・丁の4巻からなっている戯画を展示している第2会場内でも、甲巻を観るまでに40分お待ちください、との説明を小耳にした。
第1、2会場の展示物を観終えて11時頃に会場を出るときには、甲巻の待時間は140分になっていた。
9日に待時間140分と聞かされた現実がそこにあり、早起きは三文の得をもたらしてくれた。
そこで、お勧めすることは、
1.8時30分から発売になる当日券を購入する
当日券売り場に行列はできないし、ネットなどで前売り券を購入しても入場するのに時間が掛かる。
2.甲巻を最優先に観る
見学者の関心は甲巻にあるので、皆がそこに直行する。
ちなみに、6月7日(日)が最終日です。
付録のはなし。
隣の本館では、鳥獣戯画甲巻の摸本も解説付きで展示されており、前後左右を気にすることもなく自由に鑑賞できるし、お気に入りの写真撮影もできた。



加えて、本番を観た後の復習ともなり、鳥獣戯画の理解を深めてくれた。
時間と体力に余裕があったので、本館巡りをする。
そこでは、日本に現存する、又は消滅した各種伝統文化が展示されているから、鳥獣戯画特別展で学んだ仏教文化と伝統文化全体との係わりなどを考える参考になった。

この菩薩立像は、鳥獣戯画展の第1会場に展示してある白光神立像(びやっこうしん りつぞう)を連想させる。本館に展示してある仏像の中で一番印象に残る仏像になった。

展示会場へ入場するのに40分、展示品を観るのに140分の待時間になります。それを承知で入場券を購入してくださいと、係員が説明するので見学を断念する。
甲・乙・丙・丁4巻からなる鳥獣戯画の修復を終えた記念に一般公開することになり、その特別展が京都で開催し終え、東京国立博物館で開催中のもの。
鳥獣戯画本物を見る機会に何時出会えるか判らない焦りもあり、19日(水)6時に拙宅を出る。
早いほうがラッシュを避けられ、朝食は上野駅構内にある飲食店でも食べられるだろうとの楽観が的中した。
早起きは三文の得を授かった。そんなことを考えながら会場へ急ぐ。8時20分頃に博物館へ着いた。
博物館前には、前売り券を購入した人達が列をなしている。列の最後尾を探していると、当日券は8時30分からこちらの売場ですとの案内があり、そこに行く。5ケ所ある窓口の前に20人前後の人が待っていた。
やがて、入館が始まる。
前売り券で並んでいた人達は、8時30分に入館が始まっても、一人ひとりチケットの確認を受けてから入場するので時間が掛かっている。
他方、当日券はその必要がなく、入場券買うまで5分ほど待ったがチエックなしで入場できた。
結局、当日券を購入した私は、入館待ち行列の4人並びの16列目で待つことになった。

開館が15分早くなった展示会場へは50人単位で入るので、2番目になった。
展示会場によっては順路に従って観なければならない制約があるので不安があったが、爆発的人気のある鳥獣戯画甲巻を最優先して観ることに決めていた。
同じ観かたをするようガイドが勧めており、甲巻の展示場所へ直行する。それでも、すでに行列が出来ていた。戯画に対面するまで10分くらいは要しただろうか。
そして、3mほどの戯画を観た時間の記憶はない。
歩きながら観るように督促されても戯画を観る積りだったものが、現物を目の前にするとついつい鑑賞してしまう。立ち留まらないように注意されても、1列に並んいる牛歩の列が早く進ことはなかった。
丁巻の展示場へ向かう頃には甲巻の行列はかなり長いものになっていた。甲・乙・丙・丁の4巻からなっている戯画を展示している第2会場内でも、甲巻を観るまでに40分お待ちください、との説明を小耳にした。
第1、2会場の展示物を観終えて11時頃に会場を出るときには、甲巻の待時間は140分になっていた。
9日に待時間140分と聞かされた現実がそこにあり、早起きは三文の得をもたらしてくれた。
そこで、お勧めすることは、
1.8時30分から発売になる当日券を購入する
当日券売り場に行列はできないし、ネットなどで前売り券を購入しても入場するのに時間が掛かる。
2.甲巻を最優先に観る
見学者の関心は甲巻にあるので、皆がそこに直行する。
ちなみに、6月7日(日)が最終日です。
付録のはなし。
隣の本館では、鳥獣戯画甲巻の摸本も解説付きで展示されており、前後左右を気にすることもなく自由に鑑賞できるし、お気に入りの写真撮影もできた。



加えて、本番を観た後の復習ともなり、鳥獣戯画の理解を深めてくれた。
時間と体力に余裕があったので、本館巡りをする。
そこでは、日本に現存する、又は消滅した各種伝統文化が展示されているから、鳥獣戯画特別展で学んだ仏教文化と伝統文化全体との係わりなどを考える参考になった。

この菩薩立像は、鳥獣戯画展の第1会場に展示してある白光神立像(びやっこうしん りつぞう)を連想させる。本館に展示してある仏像の中で一番印象に残る仏像になった。