私は群れである
これはフランスの哲学者ロジェ・カイヨワの言葉です。
ダンサーの田中泯さんが紹介されていました。
人は多様的な生き物で、自分は1つではないという意味です。
多重人格を指しているのではありません。
田中泯さんは今の自分は群れの中の一素材でまだ多数の田中泯がおり、たった一人分を生きるのはもったいないと言われています。
解釈は様々でしょう。
私は自分を統合しようとしていたのかもしれません。
言い換えると理想の自分に近づけようとしていたのかもしれません。
今の自分も1つの素材、理想の自分も1つの素材、他の自分も素材だと考えます。
それを統合しようとするのではなく、
群れと捉えて一つの方向に進んでいくという感じでしょうか。
直感的には腑に落ちたのですが、
文章にするのは難しいです。