言語聴覚士の独り言

言語聴覚士の日記

子どもの急性喉頭炎

2022-04-23 08:52:00 | 日記
昨夜3時頃、9歳の娘が息ができないと咳き込み妻を起こしました。

喉に何か詰まった感じがすると訴え、台所で嗚咽しながら出していました。

私もその騒動で起きて駆けつけました。

・喘鳴はないも呼吸苦あり
・気息性嗄声重度(声が出ない)
・犬のような咳

子どもの呼吸器症状は注意が必要です。

娘は9歳と赤ちゃんではないので緊急性は低いかもしれないと思いながらも

私は救急電話相談に連絡をしました。

すると私(看護師)は受診が必要と思います。夜間救急の小児科の電話番号を教えるので、

電話して受診した方がいいか聞いてみて欲しいとのこと。

近所にある市民病院にかけるとすぐに来てくださいと言われました。

パジャマに上着を羽織り娘を連れて行きました。

娘は直ぐに呼吸が止まる事は無さそうですが苦しそうです。

病院に着くと、

コロナ問診表2人分
初診の用紙

の記入を求められました。

娘が苦しそうなので省略か後で構わないか尋ねるも

守衛のおじさんはダメだと。

こんな所で時間をかけてもいけないのでさっと記入して診察室へ

呼吸音に異常はなく、急性喉頭炎と診断され

ステロイドの吸入を行なってくれました。

みるみる娘は楽になり、少し声も出るようになりました。

原因はウイルス感染が多いそう。

娘は熱がないですが、今から出るのかもしれないので土日はゆっくりさせます。

夜間救急は初めてでしたが何より娘に何もなくて安心です。

書類の記入には疑問符が付きますが、

急な診察にも関わらず丁寧な対応をしてくれた医師や看護師には感謝です。

今日のポイントをまとめておきます。

・子ども、特に赤ちゃんの呼吸器症状には注意が必要。
→急性喉頭炎も怖いですが、急性喉頭蓋炎は更に危険です。

・受診を迷う、救急車を呼ぶか迷った際は救急電話相談を利用する
→電話番号は各県により異なります(対応していない県もあるかもしれません)

・子どもはいつ病気になるか分からないので飲酒には気をつける
→昨日はたまたま飲んでいませんでした💦

季節の変わり目は体調を崩しやすいので、
コロナだけでなく気をつけたいですね。