私が子どもの頃に父とサッカー日本代表戦をテレビで見ていました。
試合前の国歌斉唱の時父が言いました。
「歌っているのはカズだけやな。自分の国の歌を歌わないなんて情けない。勝てるわけがない」
当時の私には意味はよく分かりませんでした。
今回のW杯でほとんどの選手が大きな声で歌っているのを観て、父の言葉を思い出しました。
当時よりサッカーが強くなった理由に愛国心が大きく影響しているとは思いません。
しかし、自分の国の代表である自覚が強く、責任を持ってプレーすることはプラスに働くと思います。
今の日本代表の選手のほとんどが海外でプレーしています。
海外に出ることで日本への意識が強くなるのでしょう。
もう戦後教育の愛国心=戦争に繋がるという考えはナンセンスであり
自分が生まれ育った国が大好きでこの国が幸せに継続することを望み、自分に何ができるかを考える必要があると私は考えています。
国歌を歌う、歌わないは自由ですが自国を愛する気持ちはこれからの世の中で更に大切になるのではないでしょうか。