今日は録画していたM-1グランプリを観ました。
どの組も非常に面白くて笑いました。
優勝した漫才師はウエストランドという毒舌漫才でした。
「笑う」という行動はどういう時に起こるのでしょうか。
感情には喜怒哀楽があります。
喜ぶ:笑う、泣く
怒る:攻撃する、去る
哀しむ:泣く
楽しむ:笑う
喜ぶ時と楽しむ時に笑うようです。
楽しみは人によって異なります。異なりますが漫才を観ると楽しい気持ちになる人が多く笑いが起こります。
喜びも個人差が大きいですが、喜びの一種に他者との共感があります。
共感されると嬉しいものです。
毒舌漫才はこの共感があったため、笑いが大きくなったと考えられます。
今はメディアで人が傷つく可能性がある言動は中々表現しづらい時代です。
その閉鎖された窮屈なメディアの出演者は応援したくなったのかもしれません。
毒舌はクローズドな空間では良い空気は生まれ難いですが、
TVのようなオープンな空間ほど楽しい雰囲気になると感じました。
万事に良い点と悪い点があり、両方を理解した上で悪い所をチクりとつついて笑いになる事は全てが駄目ではないと思います。
毒舌漫才を楽しむくらいの余裕がある社会の方が生きやすいと感じました。