途中新城の道の駅に寄って水や食べ物を買って鳳来寺門前に着いた。

私にとって、9年ぶりの門谷で懐かしい風景を見て嬉しかった。

今は懐かしい格子のある家並みを歩く


ここに沢山咲いていた宿り木のランの花だが名前がわからない

硯石の工房を覗くとおじさんが作業を実演して下さった。
私も竹島では工房を開いて三河木綿の実演をして皆さんに
見てもらい三河木綿の話をしているので、おじさんが技を見せてくれる
気持ちがわかり嬉しかったです。おじさんありがとう、


ここから鳳来寺山登山が始まるのである
1425段の石段を登るのである。

しばらく登ると赤い山門が現れここから鳳来寺である。

仁王門をくぐりメンバーが行く

仁王様が睨む中、身を引き締めて手を合わせ登山の無事を誓った。

次に傘杉が現れ、その大きさを見上げて己の小ささを知る


1400段の石段を登ると本堂に着く、一段一段登なければ
味わえない達成感である。

ここで昼食を食べることにしてコンロで湯を沸かしてカップラーメンと
握り飯を食べていると中学生の団体さんが登場で私達は退散して
頂上を目指すことにした。

深山の断崖に祀られた不動堂で一休み

奥の院の巨岩の上から見た下界は門谷の集落だった。

頂上を目指すメンバーも少々バテ気味で時間オーバーが気にかかる

やっと標高695mの鳳来寺山登頂です。

メンバーの鳳来寺山初登頂を祝ってコーヒーを沸かして乾杯です。
山頂から南へ下るがここからは滑りやすい道なので慎重な下山が続く、
幾つかの巨岩を乗り越え天狗岩では展望台の建物が崩壊寸前で
立ち入り禁止となっていたので早々に立ち去った。
登山道の鉄製階段も腐食していたが奥の院の建物も巨木が倒れて崩壊し、
ここの天狗岩の建物も崩壊寸前で放置されているが、
町村大合併が村起し精神を薄れさせた結果でなければ良いがと
案じながら下山した。