穏やかな海でした。
今日も、干潮で島まで砂浜が続いて歩いて
渡る事も出来ます。
TCC・竹島クラフトセンターに行くと
スタッフが、広幅の手織り三河縞が織られている
そうなので早速織っている現場を見に行きました。
そこは竹島から離れた蒲郡・ラグーナに近い
大塚町の、SDK織物企画でした。
早速部屋に入ると東京手織り機製のKS1000、
着尺専用手織り機が置かれていました。
幅70cmの広幅三河縞が織られていました。
経て糸本数は1680本で綿30番手/2が藍染め
と草木染めで三河縞の整経がしてありました。
緯糸は綿20番手の自然の理論で作られた
ゆらぎ糸を藍染めして織られていました。
手織の三河縞は小幅織物ですが、ここでは緯糸に
綿のゆらぎ糸を使い、倍幅の三河縞を実験的に
製織中でした。
この部屋には、サイズが幅140cm長さ160cmの
KS1000の織機を中心に、セクショナルビーム
を改良した部分整経機や、80本の大管立て、
幅1.2mの絣ずらし器、などの手織機材や糸や綿で
埋まっています。
別の部屋には、織物専用コンピュータが2台あり
手織のデザインや織物組織の研究と、ジャガード織りの
デザインや企画と高速ジャガード織機の紋紙処理まで
ここでやっています。
まるで織物秘密基地の様なところですが、ここで処理
されたデータが、TCC・竹島クラフトセンターの
手織教室用コンピュータでスタッフの作品のデザイン
製作や組織図、織り上がりシミュレーションなどに
使われているのです。
そのコンピュータの横にアシュフォードの手織り機で
60cm幅の16枚ソウコウのテーブルルームが
置いてありました。
主人に聞くと、コンピュータで作った組織データで
生産が可能か織りの試験機として本職の方で使う
そうです。
この織機の話はまた後で記事にするつもりです。
今日はちょっと難しく専門的な堅い記事になって
しまいました。ちょっと頭が痛くなった記者でした。
蒲郡市の観光の中心地竹島海岸竣成苑内にある竹島クラフトセンターの主人が投稿するブログです。
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