強は土曜日で竹島海岸では潮干狩りもあって
観光客で賑わっていた。
そんな竹島クラフトセンターに以前から予約が入っていた
二人の女性が手織り体験にやってきた。
早速、綿繰り機で棉の種を取る作業が始まりました。
「種と綿が分かれて出てきます」
「昔の洗濯機の絞るところみたいだわ」
”お、絞り装置付き洗濯機を知ってるなんて”
ジョークも飛び出し楽しい体験が始まった
綿繰り作業も綿打ち作業も終えて
次に出てきたのが糸車
「わー、これで糸を作るの、私が?」
”そうです、素人だからといって簡単な糸作りはしません
昔からの三河木綿の道具と作り方で体験していただきます”
「手に汗を握るってこと体験しているわ」
「すごーいわ糸が出来てる、嘘みたいです」
「ハンドルをゆっくり回して、そーっと」
「綿をゆっくり引いて」
「わー、糸が出来てきたわ、感激です」
本物の機械で作ってこそ本物の体験が出来るのです
だから、子供達でも本物の体験の場を作っているのです。
次は、作った糸を織り込む手織り体験です
「織物は経糸が上がり下がりして交差している間に
緯糸が通り筬で引き寄せられて作られるのです」
「あー、なるほどね織物が出来てる」
「織っていると夢中になって時間も忘れます」
”そうです無我夢中の状態で、手と目は覚めてるのに
脳のどこかで睡眠しているような感じだね”
「癒されているのがわかります」
一本一本糸が通り トントンと筬を打ちます
そして、自分で紡いだ糸を織り込みました。
「私の作った糸が織物になるなんてすごーい」
”正しく本物のオンリーワンだね”
そして、色糸を紺色に変えて、房作りも終えると
コースターが完成しました。
「できたー、嬉しい!」
完成したコースターを掲げて記念撮影です
おめでとうございます。