TAKE-LOG 竹ログ

手紡ぎから手織りまで体験したいんです

今日は日曜日、朝から晴天無風に近い天候で

タープドームを立てて商品を並べ織機を設置し

機材のアルコール消毒を終わると11時となった。

「手紡ぎから手織まで学びたいです」

ご家族連れのお母様の申し込みで今日一番手の手織体験が始まった。

写真には無いが棉の授業から始まった。

”西暦799年三河湾の福地村(西尾市)に一人の青年が小舟に乗って漂着した。

青年は棉の種が入った壺を持って上陸した”

これが日本の棉の伝来である

その後

棉の種取りの綿繰り作業の意味と、綿の繊維を解す綿打ち作業と、

私の話と作業風景を動画に収めながらの体験となった。

 

「凄いわ、綿から糸が生まれるなんて」

紡ぎ上がった糸はデコボコだが、初心者が作る素材感溢れる糸となった。

「凸凹でも大丈夫ですか?」

大丈夫です、これが魅力なんですよ!、創りたくても出来ない糸だから

「そうなんですよね〜、私でなければできない糸だから」

 

そしてその糸を織り込む手織体験となった。

「わー!、どの色にしようかしら」

シャトルに巻いた糸を持って織機に座ると手織体験が始まった。

「私も習いに来ようかしら」

お家が近い所でしたらどうぞ

 

自分で紡いだ糸が織り込まれた作品が出来上がって来た。

おー!、素材感満点のオンリーワンだ!

「こんな貴重な体験が出来て嬉しいです」

電気エネルギーも無い江戸時代庶民は綿を栽培して織物を織っていた

それは人口増加の一因でもあった。

武士と貴族は絹を纏い、ほとんどの庶民は麻や綿をボロボロになるまで着ていたのです。

 

などなど会話が弾むうちコースターが完成しました。

「楽しかったです」

見事に織り込まれた自分の糸が、存在を主張する作品となりました。

おめでとうございます


蒲郡市の観光の中心地竹島海岸竣成苑内にある竹島クラフトセンターの主人が投稿するブログです。

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