東洋館5階は
中国の漆工、清時代の工芸、朝鮮の古美術
が展示されています。
この筆筒は、ヨーロッパの七宝の技術を取り入れたもので、唐子遊びが豊かな色合いで描かれています。
書家の青山杉雨のコレクションです。 以前も、文人の書斎の展示コーナで、杉雨コレクションの別品を見ています。
王様の兜でしょうか。
色とデザインを考えると、緑と赤の補色関係が効いていること、チマの膨らんだ曲線が華やかさと安定感をもたらせており、図柄はなくても、簡潔で素晴らしい衣装だと思います。
この朱色は深く、好きな色です。 金泥で描いた龍も朱とマッチし、品性と華やかさが同居して素晴らしい。
面白いデザインで、図柄もシンプルながら躍動感があります。
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