光と影のつづれ織り

写真で綴る雑記帳

ロダン「考える人」 ブールデル「弓をひくヘラクレス」

2014年03月11日 | アート 彫刻

1月19日(日)に東京国立博物館(略称トーハク)に行き、帰りに西洋美術館前庭のロダン「考える人」

を撮影しました。  時刻は15時40分。

後ろ側からお尻を眺める位置が新鮮に感じました。

 

 

 

背骨から尾てい骨、脇腹や足の骨格と筋肉…迫力です。

 

この時は、上の2枚を撮っただけでしたが、お尻側の「考える人」が印象に残りました。

そして、2月2日(日)朝倉彫塑館・谷中霊園を観ての帰り、再び、「考える人」に寄ってみました。  時刻は午後3時。

「考える人」を撮る位置は、一般的にはこんな感じだと思います。

 

 

また、サイドに回り込んでカシャ。

 

 

 

後ろから。

 

 

 

このとき、ロダンのサインが土台の隅にあるのを見つけました。

 

 

 

左側の土台部分にもあります。

 

 

 

その位置から、像を見上げて撮影。  やはり、迫力。  当初、「詩人」という作品名だった。  地獄門を見て悩むダンテあるいは、ロダン自身の姿

などと言われるが、単純にエネルギーに満ち溢れた肉体と煩悩に沈む姿が、芸術的な高みに昇華した傑作として評価したい。  その意味で、後ろ姿は

この作品の性格を、よく顕わしていると感じた。

 

 

次は、ロダンの弟子、ブールデルの「弓をひくヘラクレス」

 

 

 

この角度からが面白い。  私は、後ろ姿を好むようです。


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