2013年8月27日。
『のんびり、のんびり・・・。コスタリカ東部の海岸には、スローな雰囲気が心地よく漂っていました。』
コスタリカ東部のカリブ海に面した海岸。僕は海亀の調査・保護のためのボランティアに参加するために、今ここに来ている。
のですが、ここはと~っても時間がゆっくり穏やかに流れているんです。まさに「スローライフ」なんですよね。
いや、もちろんボランティアのお仕事もしてますよ!でも、て~ってものんびりしているところなんです、ホントに。
ところで僕には大きな矛盾があるんです。僕はこの旅を通して、「日本人も、もっとスローな生き方でもいいんじゃない?」というメッセージを発しているつもりだ。でもね、僕ダメなんです、スローライフ。そんなこと言っておいて、スローになりきれないんです、僕。次から次へとやることが見えている方が、落ち着いちゃったりもするんです、実は(笑)。
自分で「もっとスローでもよかろう?」とか言ってるくせに、いかんですね。
なんでなのかなぁ。やっぱり「世界一ビジーな国」日本で生まれ育ったからかなぁ(笑)。
そしたら、日本人はみんなビジーの方がいいってことか?そんなことはないよなぁ。
「心を亡くす」と書いて忙しいと読むけれど、僕、忙しいの好きなんですよね。そりゃ心を亡くしちまったらいけないけど、やることがいっぱいあるって意味では、忙しいのが大好きだったりするんです。
スローライフって、何なんだろ。
「日本人は働き過ぎだ」なんてよく言われるけど、働き過ぎるくらいの日本人だったからこそ今の日本があるわけで、それを一概に否定するのもおかしな話ですよね。
でも最近、働き過ぎは悪であるかのように言われてもいる。
スローライフじゃないといけないのかなぁ。
ビジーライフじゃダメなのかなぁ。
成果を出そうと思ったら、絶対に努力は必要だ。成長しようと思ったら、頑張らなくちゃいけない。だから当然、ビジーライフになりますよね。
やる気になって何かに一生懸命取り組んで、努力して忙しくしている人って、「心を亡くして」なんかいないよね。逆に「心を取り戻して」さえいると思うんだよなぁ。じゃあ、その人は「忙しい」わけではないわけだ。「心は有る」んだから。そういう人は、なんて表現したらいいんだろ(笑)。
じゃあ逆にスローライフの人は、やることがない暇人ってことか?やる気がないってことか?向上心がないってことか?
いや、それは違う。そんなことはない。そういうことではないのだ。
ヤシの木の下でハンモックにぶら下がって、波の音を聞きながらウトウトして、のどが乾いたらココナッツの天然ジュースを飲んじゃったりして、気が向いたらビーチに遊びに行って・・・とか、それもサイコーなんだよね。
確かに「やらなければならないこと」が少ないから、そういう時間が取れるのかもしれない。でも、「やらなければならないこと」が少ないからと言って、それは怠けているわけではないんだよな。頑張っていないわけでもない。「やらなければならないこと」が少ないことは不幸せなのかと言ったら、それはもちろんそいうことじゃないよね。
じゃあ、逆に息が詰まって死にそうなくらいの満員電車に毎日乗って出勤し、夜になっても帰れないくらいの仕事量をたたきつけられて、「やらなければならないこと」が溢れ返っているどこかのサラリーマンは幸せなのか?やることはいっぱいだけど。
それもまた違う。「やらなければならないこと」がたくさんあることが、幸せの絶対条件なんかじゃきっとない。
僕は今この原稿を、これでもかというくらい爽やかな風が吹き抜けているヤシの木の下のハンモックの上で書いている。
ああ、なんて心地いいんだろう。
風が語りかけてくるようだ。
やること?ないんだわ、今!!!(笑)
忙しい?いや、忙しくはないなぁ。
暇?うん、暇っちゃあ暇だな。
楽しい?おう、悪くないよ、この感じ。
一生これでいいか?いや、一生はちょっときついかな・・・。
じゃあ一生ビジーの方がいいのか?いや、それもちょっと嫌だな・・・。
結局オマエのハッピーな人生って何なんだ?あ、えと、いや。う~ん、何なんだろ・・・。
カリブ海からの爽やかすぎるほどに爽やかな風が、逆に僕に問い詰めてくるような気がしてきた。
スローなの?ビジーなの?
あんたはどんな生き方を望んでるの?
「どう生きるのか?を決めるのは俺自身だ。俺が自分で考えて、実行しなきゃならねぇ。」
それは分かってる。いや~でも難しいな!よく分からんこといっぱいだ!
人生の答えは1つじゃない。だから僕たちは考え続けなきゃならないんだな。
日本の若者よ。
「スローの教え」ぜひオススメです!
「ビジーの教え」もぜひオススメです!
両方ともいいですよ!ぜひ自分で組み合わせてぐちゃぐちゃにして考え直して、自分流の人生を築いていきましょう!
それが自分自身の幸せでもあり、家族の幸せでもあり、地域社会の幸せもあり、ひいては日本の幸せにも繋がるのだから・・・!
2013年8月27日。コスタリカ東部の鬼のように爽やかな風が吹き抜ける、ヤシの木の下のハンモックの上から。
『のんびり、のんびり・・・。コスタリカ東部の海岸には、スローな雰囲気が心地よく漂っていました。』
コスタリカ東部のカリブ海に面した海岸。僕は海亀の調査・保護のためのボランティアに参加するために、今ここに来ている。
のですが、ここはと~っても時間がゆっくり穏やかに流れているんです。まさに「スローライフ」なんですよね。
いや、もちろんボランティアのお仕事もしてますよ!でも、て~ってものんびりしているところなんです、ホントに。
ところで僕には大きな矛盾があるんです。僕はこの旅を通して、「日本人も、もっとスローな生き方でもいいんじゃない?」というメッセージを発しているつもりだ。でもね、僕ダメなんです、スローライフ。そんなこと言っておいて、スローになりきれないんです、僕。次から次へとやることが見えている方が、落ち着いちゃったりもするんです、実は(笑)。
自分で「もっとスローでもよかろう?」とか言ってるくせに、いかんですね。
なんでなのかなぁ。やっぱり「世界一ビジーな国」日本で生まれ育ったからかなぁ(笑)。
そしたら、日本人はみんなビジーの方がいいってことか?そんなことはないよなぁ。
「心を亡くす」と書いて忙しいと読むけれど、僕、忙しいの好きなんですよね。そりゃ心を亡くしちまったらいけないけど、やることがいっぱいあるって意味では、忙しいのが大好きだったりするんです。
スローライフって、何なんだろ。
「日本人は働き過ぎだ」なんてよく言われるけど、働き過ぎるくらいの日本人だったからこそ今の日本があるわけで、それを一概に否定するのもおかしな話ですよね。
でも最近、働き過ぎは悪であるかのように言われてもいる。
スローライフじゃないといけないのかなぁ。
ビジーライフじゃダメなのかなぁ。
成果を出そうと思ったら、絶対に努力は必要だ。成長しようと思ったら、頑張らなくちゃいけない。だから当然、ビジーライフになりますよね。
やる気になって何かに一生懸命取り組んで、努力して忙しくしている人って、「心を亡くして」なんかいないよね。逆に「心を取り戻して」さえいると思うんだよなぁ。じゃあ、その人は「忙しい」わけではないわけだ。「心は有る」んだから。そういう人は、なんて表現したらいいんだろ(笑)。
じゃあ逆にスローライフの人は、やることがない暇人ってことか?やる気がないってことか?向上心がないってことか?
いや、それは違う。そんなことはない。そういうことではないのだ。
ヤシの木の下でハンモックにぶら下がって、波の音を聞きながらウトウトして、のどが乾いたらココナッツの天然ジュースを飲んじゃったりして、気が向いたらビーチに遊びに行って・・・とか、それもサイコーなんだよね。
確かに「やらなければならないこと」が少ないから、そういう時間が取れるのかもしれない。でも、「やらなければならないこと」が少ないからと言って、それは怠けているわけではないんだよな。頑張っていないわけでもない。「やらなければならないこと」が少ないことは不幸せなのかと言ったら、それはもちろんそいうことじゃないよね。
じゃあ、逆に息が詰まって死にそうなくらいの満員電車に毎日乗って出勤し、夜になっても帰れないくらいの仕事量をたたきつけられて、「やらなければならないこと」が溢れ返っているどこかのサラリーマンは幸せなのか?やることはいっぱいだけど。
それもまた違う。「やらなければならないこと」がたくさんあることが、幸せの絶対条件なんかじゃきっとない。
僕は今この原稿を、これでもかというくらい爽やかな風が吹き抜けているヤシの木の下のハンモックの上で書いている。
ああ、なんて心地いいんだろう。
風が語りかけてくるようだ。
やること?ないんだわ、今!!!(笑)
忙しい?いや、忙しくはないなぁ。
暇?うん、暇っちゃあ暇だな。
楽しい?おう、悪くないよ、この感じ。
一生これでいいか?いや、一生はちょっときついかな・・・。
じゃあ一生ビジーの方がいいのか?いや、それもちょっと嫌だな・・・。
結局オマエのハッピーな人生って何なんだ?あ、えと、いや。う~ん、何なんだろ・・・。
カリブ海からの爽やかすぎるほどに爽やかな風が、逆に僕に問い詰めてくるような気がしてきた。
スローなの?ビジーなの?
あんたはどんな生き方を望んでるの?
「どう生きるのか?を決めるのは俺自身だ。俺が自分で考えて、実行しなきゃならねぇ。」
それは分かってる。いや~でも難しいな!よく分からんこといっぱいだ!
人生の答えは1つじゃない。だから僕たちは考え続けなきゃならないんだな。
日本の若者よ。
「スローの教え」ぜひオススメです!
「ビジーの教え」もぜひオススメです!
両方ともいいですよ!ぜひ自分で組み合わせてぐちゃぐちゃにして考え直して、自分流の人生を築いていきましょう!
それが自分自身の幸せでもあり、家族の幸せでもあり、地域社会の幸せもあり、ひいては日本の幸せにも繋がるのだから・・・!
2013年8月27日。コスタリカ東部の鬼のように爽やかな風が吹き抜ける、ヤシの木の下のハンモックの上から。