なんでも直そう・・・自分なりのエコを目指します。

ボランティアでおもちゃの修理そして自宅の電気製品などの故障にチャレンジ中です。其の他のことも気が向いたら書いてます。

今更ですが、ワープロからパソコンへ

2010年07月29日 | おもちゃの病院
実は遠く離れた所に住む父が使っているワープロが壊れて久しくなります。

20年以上前のことですが、父が

「文字を書くときペン先が少し震える様になって字が読みにくくなった」

と言うので、当時一般的であったワープロを使うように薦めました。

当時70才を過ぎていたのですが、何とか使えるようになりました。

でも3台目のワープロも壊れ、同じものが中々入手できなくなりました。

もうワープロの時代ではないのでパソコンを使うように薦めていました。

でも、97歳なのでどうしても尻込みしていました。

ところが、近くに住む彼の教え子がパソコンを教えようと申し出てくれたようです。

本当に有り難いことです。

本人もやっと、やる気を持ったようです。

何とか使いこなせるようになると良いなと思っています。


換気扇の故障

2010年07月03日 | 家電、家具等のこと

換気扇、といっても台所のではありません。

和室の居間にある換気扇です。

スイッチを入れたら急にグワァーと大きな音が出るようになりました。

最近、換気扇の音が一寸大きくなったかなとは思ってはいました。

でも、こんなに急に大きな音が出るようになるとは思いませんでした。


天井に取り付けてあるので、取り外す為にはそっくり返ってやらなければいけないので大変です。

二十年近く使っているのでネジを外していると、上から黒い煤のような塵がハラリハラリと顔に落ちてきます。

汗をかきかき、ヤット外すことが出来ました。

汚れ防止のために新聞紙を広げたテーブルの上に換気扇を置きました。

中は、案の定塵だらけ。まずは掃除機で大体綺麗にしましたが、まだまだです。

枠とモーター部分は濡れた雑巾で拭きましたが、樹脂で出来ているファンや内部の取り付け枠は水を流しブラシでゴシゴシ洗いました。

ファンの付いていないモーターの軸を回すと変な音がして直ぐ止まります。

モーターのブラシの所が悪いのかと思いモーターを分解しました。


モーターの中は綺麗で汚れていません。

長時間回し続けても事故が起こらないように設計してあり、さすがだと感心しました。

Eワッシャーを外して、ローター(回転する部分)を抜き出しました。

ローターに整流子がありません。

内部を見るとブラシもありません。

今までおもちゃのモーターは沢山分解していたのですが、整流子とブラシが必ず対で付いています。

でもこのモーターには付いていません。

私の勉強不足でした。


ローターの両側にベアリングが付いています。

片方のベアリングをつかんで回すと、ネットリとした感じで滑らかに回り続けます。

しかし、もう一方のベアリングをつかんで回すと重たく回り、直ぐ止まってしまいます。

ベアリングに機械油を差し暫く回し続けてみました。

大分回していたら段々と滑らかに回転するようになりました。

多めに差した油は全く汚れてきませんでした。

最初は塵でも詰まったのかなと思いましたが、油切れだったのかもしれません。

組み立てて電気を入れたら静かに力強く回転しだしました。


天井に組み込むとき初めて気が付いたのですが、換気扇から排気が出て行くダクトの入り口に銀紙のような厚紙がぶら下がり口を塞いでいました。

普段はこの厚紙で蓋をして虫などが中に入らないようにし、換気扇が働いている時は、その風の力で厚紙の蓋を押し開けて排気しているのですね。



本体を天井に組み込んでから、ベアリングのことが気になったので調べて見ました。

その結果、機械油ではなくグリスを使うべき事を知りました。


このまま暫く使って換気扇の様子がおかしくなったら、また挑戦したいと思います。