なんでも直そう・・・自分なりのエコを目指します。

ボランティアでおもちゃの修理そして自宅の電気製品などの故障にチャレンジ中です。其の他のことも気が向いたら書いてます。

自動車の運転席   シャベルカー

2010年11月28日 | おもちゃの病院
  自動車の運転席(写真のものです)


正式なおもちゃの名前は書いてありません。

はっきりとはよく見えないのですが、「中国製」と「トイザラス」? が英語で書かれていました。

ランプなどは光るのですが、音がまったく出ない故障です。


スピーカーは正常でした。

電池は4,5Vあり、基板にも供給されていました。

ICやそれぞれの電子部品に点検用チェッカーの指針を当てるとクリック音が出ているので、

それぞれに電源は供給されているようです。

色々なキーやボタンを操作してチェッカーで当たってみても全く音の変化はありません。

ICが悪いのかなと思いました。


しかし他のおもちゃドクターが基板を虫眼鏡でみていて、出力側のトランジスターの足が変色しているのを発見しました。

よく見ると電池が液漏れした様な汚れが基板に付着していました。

でも、電池ケースに液漏れの形跡はありませんし、位置的にも離れていました。

いったい何故こんなことになったのか、不思議です。


チェックをする為にトランジスターを引き抜くことにしました。

半田を溶かしながらトランジスタ-を引っ張ると足が一本、途中で折れてしまいました。(錆びきっていたのですね)

三本足のうち一本が3㎜位に短くなりましたが、トランジスターチェッカーで調べて貰うと生きているとのことでした。

トランジスターは一本の足が余りにも短いので、元の穴に差込むことが出来ません。

仕方が無いので他の足も短くしました。

そして錆びた足をよく磨き、直接基板の裏から半田付けしました。


キーを回すとエンジンの掛かる音がし、

各ボタンを押すとウインカーや、警報音、その他色々な音が出るようになりました。




   シャベルカー


シャベルを下で支える棒が途中で折れてしまったものです。


おもちゃ自身が小さいので、その棒も直径2~3mmぐらいの細さです。

これよりわずかに太いパイプがこの棒の少し下から出てきています。

このパイプの中に,折れる前の棒が挿入されていて前後左右にぶれないようにし、

シャベルの上下にあわせて細い棒がスライドするようになっていたようです。


折れた棒は無くなってしまったので長さが判りません。

折れた細い棒を長くする為に、同じ位の細い棒を探して適当な長さに切りました。


両方の棒の中心に0.7mmのキリで穴を開け、

中に金属の芯を入れてアロンアルファーでくっけて長くしました。

最良の長さが判らないので、少しずつ短くして一番動かしやすい長さまで縮めていきました。

とても華奢なおもちゃなので、力を入れて押し付けると今にも壊れそうです。



他の人が、これは遊ぶものではなく飾っておく物じゃないのかなと言ってました。


今回は直すものが少なかったので、それぞれを皆が力を合わせて直しました。






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おもちゃの病院での修理

2010年11月23日 | おもちゃの病院
今回のおもちゃの病院、出張先の公民館にお客さんが沢山来てくれました。

おもちゃドクターが沢山参加しているので、お客さんが大勢来てくれるととても嬉しいです。

修理は4セット取り組むことが出来ました。


  メロディースティック

40センチぐらいの如意棒みたいなものです。

操作用のボタンが沢山ついて、それらのボタンを押すとおしゃべりしたり、メロディーが流れたりします。

早口になってしまったとのことで、たぶんICの不良と思いましたが一応分解してみました。

電子回路を見るとICと増幅用のトランジスターなどの回路しかありません。

たぶんICが悪いとは思うのですが今ひとつ自信を持って断定が出来ません。

他のおもちゃドクターに相談してIC不良と確定しました。

残念ですが、ICの場合は部品が無いので直せませんでした。



  一組の携帯電話

全く音が出ないとのことで、良品とのペアーで預かりました。

電池を入れても音が出ないので、電池の端子を見ると黒く変色しています。

電池端子を磨き、電池を入れると音が出るようになりました。

アンテナを伸ばすともう一台との通話も出来、トランシーバー機能が付いている玩具でした。



  メロディーフレンド


30曲ぐらいのメロディーが選べて、それに合わせて歌うと採点されるというものです。

この故障はマイクの音が出ないということで預かりました。

持ち主の家の人が直そうと思ったのか、マイクのところのマイクカバーが外されていました。


本体とマイクの間の線をテスターで調べると導通があります。

コンデンサーマイクが悪いのかもしれません、しかし予備を持っていないので付け替えて試すことが出来ません。

念のためマイクを外して直接基板の方に短い線で半田付けしてみました。

するとマイクからの音声が拾えるようになりましたので、マイクを元のところに戻しました。


切れてないはずのマイクコードを、彼方此方に曲げたり引っ張ったり縮めたりすると音が断続します。

音が一番途切れやすいところを切って中の線を引っ張ると、一本の線ががスルスルと抜け出てきました。

矢張り線が切れていたのですね。

マイクコードが10cmほど短くなりましたが、元々長かったので我慢してもらうことにしました。


音量ボリュームが少し悪くなっていて音を小さく絞れません。

でも交換できるボリュームが無いし、実用上余り問題が無いのでそのままにしました。

一応、問題なく使えるようになりました。

 

 オルゴール


陶器で出来た、回転する動物のオルゴールです。

とてもメロディーが遅く、直ぐ止まり、とんでもない時に動き出す、とのことです。


中を見ようとしたらネジがありません。

裏蓋が強力な接着剤で固めてあります。

カッターナイフで少しづつこじ開けました。

ベニヤ板なので裏側がボロボロになりましたが、表面は何とか破れずに剥がすことが出来ました。


ゼンマイを巻いても、オルゴールのメロディーがとてもゆっくりです。

ガバナーという所の羽根がゆっくり、やっと、という感じで回っていました。


(部品名、詳しくないのでガバナーという名称は下記のサイトを参考にさせて戴きました。)

http://www.musical.jp/box/musicbox5/mb86.htm


羽根を支えている上下の部分に注油すると、見ている間に早く回転しだしました。

分解にはてこずりましたが、一瞬で直りました。

裏蓋をボンドで貼り付けて修理完了。


優雅に動物が回転しながら、軽快にメロディーが流れるようになりました。






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目覚し時計

2010年11月20日 | おもちゃの病院

目覚し時計を落としたらしく、上の黄緑色のボタンが取れていました。



どうせ100円ショップで買ったものと思っていたら、1000円したとのことでした。

昔はどんなに安くても目覚し時計などは数千円以上していたものですが(勿論今でもその位はしています。)、

今では100円ショップで売っているものもあります。

見掛けは結構よく、本当に100円と驚きます。


たとえ幾らでも壊れていれば直したくなります。

まず、ネジを外し、表の透明なプラスチックを外して時間表示の針を外しました。

これらを全部外さないと分解できないのです。

分解すると1ミリ位の小さなプラスチックの欠けらが1個出てきました。

ボタンのプラスチック成型物をみると二箇所表面の色が剥げている所がありました。

本体を振るともう一個の欠けらが出てきました。


欠けらをアロンアロファで接着しました。

余りにも小さい欠けらなので、チョッと曲がって張り付いてしまいました。

本体側の凹みにスッポリト填まる様ヤスリで調整しました。



組み立てると目覚しの時間が時針の位置とずれているので、

目覚し時を12時にしてから全部の針を12時の位置に合わせました。



一応チャンと使えるくようになりましたが

造りが華奢なので、落とすなど強い衝撃があると又直ぐに壊れてしまうことでしょう。












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プリンターのリサイクルトナーカートリッジ不良

2010年11月19日 | 家電、家具等のこと
プリンターの使用頻度が高い為トナーが直ぐ無くなります。


実は、インクジェットプリンターも使っているのですが、

インク代が余りにも高い為、インクの補充液を買って充填していました。

充填の技も極めたかと思っていたらプリンターが壊れてしまいました。


そこでプリンターを買い替えたら、使用するインクカートリッジがICチップ付でした。

補充してインクが一杯でもICチップで利用状況などを感知するようで、強制的に使えなくなります。

仕方なく正規のインクを買っていたのですが、

インク代が余りにも掛かるので、嫌気がしてほとんど使わなくなりました。



白黒専用でよいので、安いレーザープリンターを購入しました。

いくらか、経費が安くなったのですがやはり相当な出費です。

最近はリサイクルトナーカートリッジを購入するようになりました。



トナーの中身もインクのように自分で補充できないかと思い、

インターネットで探すとトナーの中身を売っていました。

でも、補充の仕方を調べると相当な覚悟をして取り掛からないと大変そうです。

流石に、自分で補充しようとは思いませんでした。



今迄、十本位のリサイクルトナーカートリッジを調子よく使っていたのですが、

今回は最初から印字が薄くて不良品でした。



純正品のトナーカートリッジを買ってきて交換すると、綺麗に印字できました。

そこで販売業者に連絡をすると、

交換品を送るとき着払いの伝票を一緒に送るので、その伝票で不良品を送り返してくださいとのことでした。


ちゃんとした物が送られてくることを祈ります。


後日
(連絡した次の日に送られてきました。勿論正常に印字できました。)
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おもちゃのレジスター

2010年11月17日 | おもちゃの病院
レジの横に付いているハンディースキャナーの透明な板が外れたとのことで預かりました。

この板は簡単に接着剤で直りました。


ところがスキャナーのランプが光りません。

ランプを交換して一応点灯するようにはなったのですが、

点いたり点かなかったりします。


本体の方も分解して、スキャナーと本体の基板との間の4芯の線を動かしながら導通を調べました。

すると一本の線が時々接触しなくなっていました。

在庫品の中に細い4芯の線がないので太い物で代用しました。


これで直ったのかなと思ったのですが、スキャナーのところのスイッチが今一です。

バーコードに当てるスイッチ部分を強く押し当てないとランプが点かないのです。

アルミホイルで直そうと思ったのですが余り改善されませんでした。

そこで、ジャンク品で導電ゴムのスイッチが有ったのでそれに付け替えました。



今度こそ完了と思ったのですが、

まだまだ不良箇所が有りました。


本体を組み直して動作確認をすると、

正面の金額が表示されるところの動きが今一です。

今度は更に奥の方まで分解しました。

そして、金額の表示板を綺麗に拭きシリコンを薄く塗布して滑りを良くしました。


組み上げて動作を確認すると金額の表示板も滑らかに動くようになりました。

スキャナーを物に当てるとピッといってランプも点きます。


これで完了・・・・・・とはいきません。

4芯線が太過ぎてスキャナー受けにスキャナーがチャンと収まらず、浮いてしまいます。

仕方がないので、4芯線の中頃を折り曲げ糸を巻いて固定しました。

これでスキャナーはチャンとスキャナー受けに収まりました。


こんな小さなおもちゃでも直す所が沢山有りました。
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時々ホームベーカリーでパン作りをしています。

2010年11月09日 | 雑記帳
最近目ぼしい物を直していません。

そこで今回はもの作りという訳ではないのですが、最近作っているパンのことを取り上げました。



週に1回か2回ナショナルのホームベーカリーで食パンを焼いています。

今迄は綺麗に焼けていたのですが、最近上手く焼けなかったり失敗したりです。



イースト菌を入れ忘れて、全く膨らまなかった時がありました。

出来上がった物は白い塊りでした。

その塊りを薄く切って食べてみたら、ナンみたいな食感でした。

ほんのり甘くて結構美味しかったのですがパンとして食べたかったので、

お湯を入れてふやかし小麦粉を加えて焼き直すことにしました。

ドライイーストを今度は忘れずに入れて、スイッチを入れました。

焼き上がった物を見ると、あまり膨らまないものが出来上がりました。

食べてみると、ベタベタして全く美味しくない物で、100パーセント失敗作になってしまいました。



最近寒さでイースト菌の働きが悪いのか、パンが綺麗に膨らみません。

上の部分が凸凹で、背の低いパンです。

今迄は結構綺麗なパンが出来ていたのに残念です。



焼いたパンをそのまま冷ましていると外側がガリガリに硬くなるので、

直ぐ袋に入れておくと外側がやわらかくなりました。

でもサンメリーというお店で買ってきたパンに比べると膨らみ具合や焼き具合負けています。



いつかプロに負けない、美味しくて食感の良いパンが出来るよう頑張ります。



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