なんでも直そう・・・自分なりのエコを目指します。

ボランティアでおもちゃの修理そして自宅の電気製品などの故障にチャレンジ中です。其の他のことも気が向いたら書いてます。

手回し発電ラジオ付き懐中電灯の簡易修理

2015年02月16日 | 家電、家具等のこと

乾電池が無くても回転のレバーを回せば、

ラジオや懐中電灯が使え、更には携帯も充電が出来るので便利だと思い、

東日本大震災の後購入しました。 

 

ところが、手回しがとても大変で充分な充電ができません。

 

久しぶりに使うと全く作動しません。

回転レバーを回した時だけライトが付いたり、ラジオの音が出たりするのですが、

暫らく回しても回転を止めた途端駄目です。

 

本体を分解してみると、単5が3本パックになった充電池が入っていました。

回転レバーを暫らく回してから充電池を測っても電圧が全く出ていません。

充電池を取り寄せる事も考えましたが、

手回し充電が大変なのでどうせ駄目になると思います。

このセットを処分しようかなと考えましたが、何となく捨てられません。

内蔵の充電池を取り外し、

その端子部分から線を表に出して先端に有り合せのミノムシクリップをつけました。

 

 ほとんど使わない単3の充電池が余っているので電池ボックスに入れて使う事にしました。

4本入りの電池ボックスなので最初の端子と3本目の端子にミノムシクリップをかませました。

 電池の取り外しが容易にできるよう、ゴムひもで押さえています。

 

こんないい加減な直し方は自分用だから許されます。

他人の物だと、ちゃんとした物で直さなくてはなりません。

もし修理を頼まれても、「高額になってしまうので直せない」と断ることでしょう。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

音の出る絵本の故障

2015年02月03日 | おもちゃの病院

絵本の表紙を開けると、20曲の童謡のボタンが縦、横に並んでいます。

縦の一列の音が出ません。

 

絵本の表紙部分から本体を取り外します。

本体部分は、強力な両面粘着テープで確りと表紙の内側に貼り付けてあるため

マイナスドライバーを本体と表紙部分の間に差し込み少しずつ剥がして行きます。

 

本体をあけるとボタン部分のシート、黒い絶縁シート、透明なシートの三層になっています。

 

透明なシートにカーボンで回路が印刷されおり、

その印刷の一部は板でしっかりと押さえてネジ止めし、基板に接続しています。

その基板にはICが付いていますが、黒いものに覆われています。

一応、基板に接続している部分を外し接触部分を磨きましたが変化はありません。

 

透明なシートの押しボタンの当る部分は、

ボタンを押すと短絡するように印刷されています。

普段は接触しないように各ボタンの回りに小さな柔らかい樹脂が3箇所

チョン・チョン・チョンと付いてます、バネの代わりなのでしょうか。

この透明シートの上には、ボタン部分に穴の開いた黒い絶縁シートが乗っかります。

その上に指で直接押さえるボタン部分が乗っかります。

このボタン部分の裏側にはカーボンが塗ってあり

表から指で押すと透明シートのその部分が短絡するようになっています。

アルコールで軽く拭いてから組み戻してボタンを押すと

音が出なかった所から音が出るようになりました。

ネジを締めてテストすると音が出なくなっています。

少しネジを緩めてテストしても矢張り音が出ません。

 

また分解して該当部分をショートすると音が出ます。

そこで、音が出ないボタンのカーボンが塗ってある所にアルミホイルを貼り付けてみました。

また組み戻してボタンを押しましたが、残念ながら音は出ません。

 

また分解してみました。

 

該当部分をショートすると音が出る時も有りますが、また出なくなったりと安定しません。

何回も出たり出なかったりです。音が出ていても直ぐまた音が出なくなります。

接点部分は接点復活剤やアルコールで洗浄しましたが同じです。

有効に半田付けできるところも無くお手上げ状態となりました。

今までの経験から今回も IC 不良の症状と判断し修理不能としました。

 

勿論、直らないおもちゃでも元に戻します。

新しい両面テープを本体の裏の4辺に確りと貼り、

表紙の内側に本体を元どうりに貼り付けます。

表紙の一部が剥がれていたので接着剤で簡単に補修しておきました。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする