同じように壊れた赤と黒のオートバイ二台です。
両方ともタイヤ部分が折れているので預かりました。
タイヤを芯棒に取り付ける為の放射状の支え棒が折れていました。
この部分は2台とも接着剤で直ったのですが、赤い方のオートバイがどうしても走り出しません。
指摘は無かったのですが、やはり直したくなります。
一応分解したら歯車の位置が分らなくなり組み立てられなくなりました。
こんな時は、分解する前に写真を撮っておけば良かったなといつも反省します。
おもちゃの病院の終了時間が迫ったので余計焦りました。
二台とも同じ人の物なので一緒に持ち帰ることにしました。
家でゆっくり、歯車の噛み合わせを試しながら組んでいきました。
頭部を持ち上げると噛んでいるギャーが動き、それぞれのレバーが動きます。
ところが、頭部を下げると噛んでいるギャーは動くのですが動くべきレバーがそのままで動きません。
何か連結させるべき部品が足りないのです。
幸いもう一台預かっていたのでそちらも分解してみました。
やはり連結するものがありました。
そこで、それに代わるL字型の物を釘を使って作りました。
矢印の先の白いものです。
支柱部分にキリで穴を開け接着剤で固定しました。
これで、頭部を上下させると力が伝わり、後車輪の歯車と噛み合いタイヤが動くようになりました。
(頭の位置は動かしながら調整したので、写真とはギャーの噛み合せ位置が変わっています。)
多分相当体重をかけて動かしたのか、タイヤの支えの棒と一緒にこの部分が折れてしまったのでしょう。
分解したときの欠片などは必ず一緒に保管するのですが、
欠片が無いということは遊んでいる時に折れてしまいゴミとして捨てられてしまったのでしょう。
幸いもう一台同じ形のものがあり比較が出来たので簡単に判って良かったです。
壊れたときの欠片はとても大切な情報を知ることが出来る物なのです。
壊れた時は、なるべく欠片も持ってきて貰いたいです。