なんでも直そう・・・自分なりのエコを目指します。

ボランティアでおもちゃの修理そして自宅の電気製品などの故障にチャレンジ中です。其の他のことも気が向いたら書いてます。

暖房機の故障

2010年12月30日 | 家電、家具等のこと
ボイラーで温水にし、温水を巡回させ各部屋の子機で温風を出すシステムの暖房機なのです。

一番使う部屋の子機が壊れました。


電源のオンーオフ、強弱の切り替えツマミがロックして動かなくなりました。

取り付けてから十九年、相当古くなりましたが何とかこのまま使い続けたいものです。


一応強の位置でスイッチがロックしているので、温水を流し子機の電源を入れると暖かい風は出ます。

でも、他の部屋で暖房を使っているとコンセントを抜いても温水が少し循環するようで完全には切れません。


感電が怖いので、まず電源コードを抜いてから分解を始めました。


前面パネルを外し、切り替えと温度調整のつまみ2個も外し、その下の表示板も外しました。

切り替えレバーの軸に黒い樹脂で出来たものが差込まれています。(分解した写真の真ん中、白いつまみの奥に見える部品)

この樹脂製形物の回転で二つのマイクロスイッチ(分解した写真の左下に見える部品)の切り替えをしています。

   マイクロスイッチ<http://www.fa.omron.co.jp/guide/technicalguide/29/38/index.html>を参照。



この黒い樹脂製形物を外しても、切り替えスイッチの前にはカバー板が取り付けてあり内部が見えません。

このカバー板は2本のネジで留めてあります。


このネジが難物でした。

ドライバーが壊れる位の力で回しても、叩いたり、油を差しても、どんなにしてもネジを外すことが出来ません。

仕方がないと諦めて、電気ドリルで3mmのキリを回しネジの頭を取りました。


これでやっと、切り替えスイッチのカバーを外すことが出来ました。

写真からもわかるように、このスイッチはツマミを回すことにより、温水の切り替えを直接していることが判りました。



ツマミを左に回しオフにすると温水が全く流れない状態となります。

ツマミを真ん中の位置にすると温水が流れ、送風が強となります。

右にすると温水が流れて送風が弱となります。

更に右に回しきると温水が最短距離で流れ、凍結防止になることが判りました。



切り替えスイッチのツマミが回らないのでツマミを手前、奥と動かしているうちにカクンといったような感じがしました。

切り替えスイッチを回すと相当重いのですがなんとか回るようになりました。



本当はもっと分解して中を見たかったのですが、

これ以上分解すると温水の流れている部分まで外してしまいそうです。

万一にでも水漏れが起こるとお手上げになりそうです。心配なのでここまでとしました。


元通りに組み立てようとしたのですが、先ほどねじを壊したので切り替えスイッチにカバー板を留められません。

このカバーを確り留めないと樹脂製形物の取り付け位置が悪く、二つのマイクロスイッチでの切り替えが出来ませんでした。


壊したネジに電気ドリルで穴を開け新しいネジを差込もうとしましたが、

キリが良くないのかドリルの力が弱いのかで、どう頑張っても穴を開けることが出来ません。


そこで、プラスチックの適当な厚さの棒を探し出し、

本体の外側の枠とカバー板を留めているネジ穴との間にプラスチックを渡し入れました。

これで切り替え部分とカバー板を密着させることができました。

なんとか切り替えのツマミを回すことが出来るようになりました。


元通り組み上げてから温水を流し、電源を入れると一応正常に動きだし、切り替えも出来るようになりました。


今回内部まで分解したので、構造が判りました。

意外に簡単な構造で、マイコンも使っていません。

ファンをまわすモーター、温度を感知するサーモスタット、温水を止めたり流したりをツマミを回すことで

切り替える弁、温水を流す銅管パイプとフィンなど、主な物はこれぐらいです。

これだけ単純なものなのでかえって故障しにくいと思われます。

ただ、機械も古くなっているし切り替えのツマミの動きが結構重いこともあり、

今後どの位持つのか不安はありますが、大切に使っていこうと思っています。




明かるさが弱い懐中電灯の修理

2010年12月17日 | 家電、家具等のこと
貰った懐中電灯なのですが、最初から余り明るくない物でした。

本体の中にコイルがあり、その中の磁石を移動させて発電する懐中電灯です。

幾ら振っても明るくなりません。

中身が見えるように透明なケースなのですが、何が悪いのかまでは見えません。


分解してみたら充電池の足が片方外れていました。

これでは幾ら振っても充電できる訳がありません。

電圧を測ったら 0Vでした。


3Vのボタン電池が2個入っていました、

その為暗いながらも点灯していたのですね。


充電池を半田付けしているうちに線が切れてしまいました。

外国製の中には線の材質が本当に悪く、直ぐ切れるものが多いです。


線を交換してから500回ぐらい振ったら明るく点灯するようになりました。



電話の拡声器

2010年12月04日 | 家電、家具等のこと
親は耳が大分遠くなってきたので、電話の声が良く聞こえないようです。

補聴器は持っているのですが、普段から余り使いこなしていません。

電話しても、同じことを大きい声で何回も繰り返さなくてはならない為とても大変です。

本人は、私の発音が悪いからよく聞こえないなんて思うこともあるようでした。

「もっとハッキリ発音しないといけないよ」なんて言われてしまいました。



先日、通信販売の冊子を見ていたら 「電話の拡声器」というのが載っていたので、さっそく注文して送りました。

電話で普通に話すことが出来るようになったのですが、

又電話が来ました。


「電話機のことなのだけど」と言うので、てっきり機械が不調なのだと思いました。

電話機と電話のハンドセット(受話器)部分の間に拡声器が入るのですが、

そのコードを延ばして貰おうとして、電気屋さんを呼んでいました。


何故伸ばす必要があるのかと思ったら、

電話が良く聞こえるのでコタツの中でゆっくりと電話をしたいと思ったのです。

ところがコタツの上に電話機を置くスペースがないので、

電話機は元の所に置いたままでハンドセットのコードだけを長く延ばして貰おうとしました。

「延長するコードを拡声器のメーカーから取り寄せたい」とのことでこちらに電話がきたのです。



電気屋さんもそんな部品は聞いたことがないようです。

「普通、壁のモジュラージャックからの電話コードで延長するのですが」と困っていました。

確かにそうですよね。


電話コードを長くしてもらい、電話をコロコロと転がせる台に拡声器と一緒に乗せておき、

「その都度コタツの傍に引っ張ってきたら良いのでは」と言っておきました。



遠くに住んでいるので、私は何も出来ません。

近くの電気屋さんが、本当に頼りです。



公民館活動(コーラスを楽しもう)

2010年12月03日 | 雑記帳
近所の公民館で月に一回ですがコーラスを楽しんでいます。


最近、家の中で大きな声で歌うことが余りありません。

高い声が出にくいこともありますし、

建て込んでいる狭い家の中で調子外れの声を張り上げるのも何となく気が引けています。


でもここでは50人位の人が一緒に歌っているので、

高い声が出なくても少々調子が外れてもそんなに恥ずかしくありません。

大きく息を吸って思いっきり高い声を出していると、少しは高い声が出てくるような気がしました。


参加している人は、私と同年輩ぐらいの女性が多いのですが、とてもいい声で歌っている男性も参加していました。

このような人は若いときからコーラスなどをやっていたのかな、なんて勝手に想像したりしました。


ヴァイオリン、ピアノ、オカリナ、トランペットなど、

演奏をしてくださっている講師の方々がいます。

とても素敵なソロの演奏などを聞くことも出来ます。

今回の演奏は「G線上のアリア」、「夜空のトランペット」等など、

体の中に響き渡るような感じで本当に素敵でした。


でも、でも、悲しいかな演奏に聞き惚れている時、お喋りをしている人がいました。

小さい声で話しているつもりなのかもしれませんが、とても耳障りでした。



大きな声で歌うと気持ちよい疲れを感じます、少しはダイエットになっているかもしれません。

来月はどんな歌が歌えるか、そしてどんな演奏が聴けるのかとても楽しみです。