本体の下を指で押すと全部の関節が緩んでグニャッと倒れ、
指を離すとピンと立ち上がって元に戻る人形です。
実は預かったおもちゃは直してすぐに返却したので写真がありません。
どんな人形か判るようにと思いましたが、
同じものが無いので、代わりにかわいい猫に登場してもらいました。。
これは輸入玩具の [トイピース ] さんの ホームページから画像をお借りしました。
釣り糸のような透明なナイロンの糸が切れてしまい、グニャッとしていました。
下の台座の裏側に丸い蓋があり、それが傾いています。
その傾いた隙間から中を覗き込むとバネが入っていました。
片方の糸は切れていないので、引っ張られて蓋が傾いているのです。
片方の糸が切れたということは、当然もう一方の糸も弱っていると思います。
そこで切れていないほうの糸も切りました。
ばねが蓋に食い込んでいるので、ねじることで蓋を取り外すことが出来ました。
そして、頭の方にも丸い蓋が付いています。
その蓋には糸を通す穴があるので、
頭の蓋の穴にピンセットを差し込んでグリグリと引き回すと頭部分から抜け出してきました。
これで全部バラバラになりました。
まず最初に台の蓋の部分に4本の糸を取り付け、
その糸を台座の穴に一本ずつ通してから
ばねの付いている台座の蓋をねじ込みました。
後は糸を通して元通りに組み、体がピンと立つようにして、
頭の蓋のところで糸を強く結びました。
最後に頭を差し込んで完了しました。