2024年2月9日(金)みどり温泉
1月26日に医療センターで生体検査を済ませて、
今日のその結果がわかりました。説明文書には
皮膚悪性腫瘍切除術・皮弁作成術 と書かれています。
「皮膚がんですね」十分な覚悟をしていましたので
驚きもがっかりもしませんでした。
「基底細胞がん」皮膚がんで最も多く、その8割
が顔に生じる」数年にわたってゆっくり増大する
転移することは極めてまれ、放置すると筋肉は骨
に浸潤。手術方法しかない。手術療法で100%近
い治癒率。全身麻酔、1時間半から2時間。
これらの説明を、息子と聞きながらすんなりと受
け止めていたと思います。
これは眼科と皮膚科で受診したときに予期して、
検査の前のDrの対応からもうかがえたことで、徐
々に覚悟ができたのだと思います。
私が民生委員でお世話した方で、私以上に回りの
人のお世話した方がいました。50歳超えたばかり、
認知症で徘徊を続ける人や、一人暮らしで困って
いる人のお世話を、真夜中でもお世話していました。
その方ががんを患い予告から半年足らずでなくなり
ました。でも誰にも泣き言を言いませんでした。
私が心配して訪問すると「人間はいづれ死ぬんです
よ」私にはその時期がわかっただけ。何も不安はあ
りません。」病身の両親が近くに住んでいました。
そのことも含めて、微塵の心配も見せず、最後まで
近所の皆さんのお世話をされていました。
この20日間、私はこの方の言葉を何度反芻したこ
とでしょう。どんな診断が下っても、それは丸儲
け、残された時間に自分のやりたいことをできる
のだから。今だってやりたいことを続けています
そして、ここでお迎えがあってもいいな?とも
思います。所詮人間は一人です。残された人
は自分で生きていくしかないのだから。
今年の目標は余生ではなく与性、少しでも恩返し
の気持ちで、お役に立てることをする。
100%近い治癒率、ということですので、まだまだ
頑張れると思います。
手術日程は、2-3月は詰まっているようで、急を
要することではないと、4月に決めました。
夫はたぶん来週初めには退院できると思います。
頂いた「がんと診断されたあなたに知ってほしいこと」
「まず誰かに話してみましょう」と書かれています。
何でもブログに書いている私に、このことを触れずに
難しい。個人情報と言っても本人が乗り越えていくし
かないことだから、その方がすっきりします。
とはいえ、病院から家に直行するのは気持ちの切り
替えができない。 朝からそのつもりで朝湯はいつも
より1時間早くみどり湯へ。
9時半家を出て、病院は11:50分に終わりました。
私の気持ちを見越して息子が、「健康の森のプール
にいくなら回るよ」こんなとき言わなくても準備
している私を知っているからです。
「そうする、弁当も持ってきたから。健森からの桜島
眺めたいし。」あたしの昼のプールは、午前と午後の
切り替えに大いに役立っているのです。
4月まで、ほぼ今まで通リです。白内障右目も4月にしま
しょうと言われていますが、それは眼科に相談する
つもりです。左目は腫瘍のせいもあるのかだんだん
見えにくくなり、右目はもっと見えません。
雑詠句
・気がかりは4月手術になりました
・受け止めるどんな結果も覚悟して
・被災地を思えばもっと頑張れる
健康の森冬枯れの木々