「琉球返還」の叫びも=ネット商店主ら50人がデモ-上海
【上海時事】「釣魚島(尖閣諸島)から出ていけ」「日本帝国主義を打倒せよ」-。中国各地で反日デモの呼び掛けがあった19日、上海の日本総領事館前でも、複数のグループがシュプレヒコールを上げ、周辺をデモ行進した。
午前11時(日本時間正午)前に抗議活動を始めた約50人は「網商保釣連盟」と書いたそろいのTシャツ。インターネットショッピングサイト「淘宝網(タオバオ)」に出店する個人商店主たちだ。浙江省温州市から来たという男性の代表は「自分たちの家に入って逮捕されるなんて、おかしい」と、尖閣諸島に上陸した香港の活動家らを逮捕した日本の「不当性」をまくしたてた。
参加者によると、前日、浙江省杭州市に集合したグループは宿泊先のホテルで現地警察に杭州での活動をやめるよう説得され、19日朝、上海に転戦。持参した「2013年版」という中国の地図では、日本列島全体を「琉球省」と名付け、「琉球を返せ、中国を統一しよう」と訴えた。(2012/08/19-17:07)
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2012081900123
浙江省と言えば、習近平 が「廈門副市長、福州市党委員会書記を経て、2000年に福建長となる。2002年11月、張徳江に代わり49歳で浙江省党委書記に就任」した地であり、今の地位まで上り詰めた足掛かりとなった地である。習金平が此処まで上り詰めた背景には、この浙江省の地で密かに「大中国帝国」の遠大な構想をぶち上げて此れを国是のように喧伝し、熱狂的帝国主義者の支持を自分に引き付けたことがある。
中国の領海権の拡張戦略の実行は以上を実現させて行くものである。例えば、中国が領海権をじわじわと拡張して行けば、周囲の領海権を囲まれた島国のフィリピンやインドネシアや日本、・・・・・等は、お手上げになる。漁の操業も出来なくなる。更に、ベトナム等東南アジアや印度も海洋に出る道を塞がれる。
このように、習金平は先ず、乗っ取ろうとする国々の制海権を握ることで、それ等の国の国力を疲弊させて行く。此れが習金平が目論む「亜細亜大帝国」実現のシナリオである。「制海権」を握った後の習金平が打つ次の言っては、「制空権」を握っての、狙われた各国の完全封鎖である。
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