吐露と旅する

きっと明日はいい天気♪

大丈夫じゃない

2011-10-07 22:37:45 | インポート
今日、用事があってあるところへ電話をしたら
電話を受けてくれたのが、久し振りに声を聞く人だったので
「お久し振りです」
「お元気でしたか?」
などと、(当たり障りのない)ご挨拶をしていました。
そのうち、相手の方が
「さとみちゃんは、お元気ですか?」
と、尋ねてきたので
「はい、元気にしていますよ」
と、答えると
「…お母さんは、お元気ですか?」

「…」?
今の、「…」?ってなに?

と、思いながらも
「はい、まあまあ元気にしていますよ」
と、答えると、今度は
「本当ですか?」
と、もう一度確認されました。

何故?
と、思いながらも
「更年期障害気味だけど、元気ですよ」
と、答えたところ、更に相手は
「本当に大丈夫ですか?」
と、更に念を押されました。

何故そんなに何度も確認するの?

こういうとき、相手の言葉をさらっと流せない私の胸には
色々な、どちらかというと嫌な考えが頭を過ぎってしまいます。
もしかしたら嫌な噂を流されているんじゃないかとか
私がある人を信頼して話した大事な話が
あちこちにざらざらと流れ出してしまっているのではないかとか
みんなに、あいつはダメな人間だと思われているのではないかとか
そんなことを考えてしまうのです。
(実際、ダメな人間じゃないとは言えませんが)

「大丈夫ですよぉー」
努めて明るく答えて、私は電話を終えました。

そして、今まで会話に使っていた「携帯電話」を置こうとして
「あれっ?」「あれっ?」と、2回ほど不自然な動きを繰り返しました。
なんと、私は「携帯電話」を、「家の電話機」の受話器ホルダーに置こうとして
でも、受話器はいつも通り、受話器ホルダーにセットしてあるので
その受話器の上で、携帯電話を滑らせていたのです。

あかん、やはり大丈夫じゃないかも…。

しかし、何故3回も無事を確認されたんだろう…。