吐露と旅する

きっと明日はいい天気♪

お嫁さんにしたい女優

2011-10-27 21:22:21 | インポート
私が子供の頃、「お嫁さんにしたい女優」という枠の女優さんがいて
吉沢京子さんとか、竹下景子さんがその代表格だったのですが
(「吉沢京子」という名前がするっと出てくる辺りに時代を感じるわ)
その後、市毛良江さんや叶和貴子さんへと移り
そう言えば、いまそう呼ばれる女優さんっていないなぁと
最近になって、ふと気付きました。

私の感覚では、昭和的な「お嫁さん」のイメージというと
エプロンが似合う、お料理上手(肉じゃがなんか定番)な、しっかり者。
夫の帰りが遅くてもきちんと起きて待っていて
夫の、どんなクソつまらない冗談にも
「あなたったら」なんて、笑顔で応じ
夫の、会社や人間関係の愚痴にも
「はい、どうぞ」なんて、さり気なくビールを差し出し
いつもにこにこ笑顔を絶やさない感じなのですが
(私がカメムシのごとき嫌悪感を抱く、「金麦ちゃん」をイメージ)
そう言えば、女性がどんどん社会に進出して
結婚しても、母親になっても仕事を続ける女性が増えてきて
そうなってくると、自分の生活のサイクルも出来てしまい
仕事上のストレスや疲れなんかも抱えているから
そうそういつまでも夫の帰りを待つことが出来なくなり
夫の、クソつまらない冗談には本気でイラっとし
夫の、会社や人間関係の愚痴には
「アンタも大変だろうが、私も大変だ」と、思うようになり
精神的に、経済的に自立出来るようになった女性たちは
案外簡単に夫を見限るようになり
経済力を身に付け、強くて怖くなった女性は
「およめさん」という可愛らしい存在から
強く逞しい「ヨメ」に変わり
「お嫁さんにしたい女優」は減少し
篠原涼子や天海祐希や黒木メイサやルーシーみたいな
仕事もできて知的で美人でスタイルも良い「デキる女性」が増えた。

そっか、どうりで「お嫁さんにしたい女優」を見かけないわけだ。
いないわけではないんだろうけど、絶滅危惧種なんだ、多分。

別に、どっちが良いとか悪いとか言ってるんじゃないのよ。
時代背景や環境や個々の持つ性格や考え方で
夫と妻の立場も、家庭も変わるものだから。
お互いに満足できているのなら、まあ、それで良いのだと思う。

ちなみに、前出の、「お嫁さんにしたい女優」の
吉沢京子さんも、市毛良江さんも、叶和貴子さんも離婚をされておられ
後出の、篠原涼子さんは、ご結婚しておられます。
イメージは、あくまでイメージなのね。



昨夜、さっちゃんの施設から電話が掛かってきて
今年度の、『支援目標』への希望を聞かれた。
いきなり聞かれても。
作業中に寝てしまうことをしょっちゅう指摘されていたので
生活介護対象者なので、寝ることを「悪い」とは思いませんが
(注「良い」と肯定しているわけでもない)
午前中と午後の作業に変化を与えるなどして
メリハリのある作業をさせてみたはどうかと言っておいた。
施設側の提案としては、『大きな声で返事をするように支援する』

あははは。

会話の内容の殆どは、支援がどうこういうことよりも
私はすんごく頑張っているのに、あの人はちゃんとしない
あの人の支援は、福祉の現場で働く者としてどうかということだった。

あははは。
そんなこと、私に言われても。
はぁ。