こわい鬼を追い払い、ちょっぴりお兄さんお姉さんになり、「ばら組さんになる!」と張り切っている年少組のがんばりマン!風邪で休んでいるお友だちも元気になって幼稚園に帰ってきてくれました
13日(木)に生活支援センター ポップコーンの瀬野理記子先生を招いて、『3,4歳児の発達と子育て』をテーマに学習会を行いました。自分中心で、自信に満ちた3歳児から、周りが見え、自分を見つめるようになる4歳児。この間の時期は『発達の節』と言われ、子どもの発達の中でも大きな変わり目です。この節では、今までの自分をいったんこわし、新しい自分をつくるために、周囲の人間との間で大きな摩擦を起こしたり、葛藤となって色んな姿に表れることもあります。大人や友達に対する「あんなふうになりたい!」というあこがれや、「できない」という自分の現実の姿を知ること、そして励ましてくれる大人や友達の存在を大きなエネルギーとし、この葛藤を乗り越えていきます。
心の世界が広がる大切な時期、子どもたちも頑張っている中で、できたりできなかったり、ジグザグしながら時間を掛けて自分の力をつけていきます。頑張っている姿をあたたかく見守り、“できる・できない”にこだわらず、「ガンバレ!」ではなく「すごいね!頑張ってるね!」と頑張りを認めるプラスの声掛けをし、子どもたちが大きな安心の中で『自分っていいな!』と自己肯定感を積み上げていくことが大切だということを教わりました。子ども達の姿を思い返し、うんうん・・・と共感し、子どもたちの心を見る目をもっと養っていかなくては!と心新たにしました。
『子どもはいいところと悪いところの抱き合わせで育っていく。ゆがんでいるところのうしろにすばらしいものが隠れている。』
『失敗のない子育てはない』やり直しも、関係のつくり直しも出来る。子育ては育ち合いの仕事。
瀬野先生の経験談、子育て話を交え、優しく語りかけてくれるような言葉ひと言ひと言に参加されたお母さん達の目も真剣そのものでした。
色んな葛藤を乗り越え、自分の力をつけていく子どもたち。これからも子ども・家庭・幼稚園と手を取り合いながら、共に学び合い、成長していけますように。
起工式
本日2月14日(金)雪の中、京都司教区の大塚司教様をお迎えし、聖テレジア幼稚園新園舎・福知山カトリック教会新聖堂建設の起工式が無事執り行われました。いよいよ建設がはじまります。子ども達の未来がしっかり根付いていく幼稚園になりますように・・・。
皆様、お世話になりますがどうぞ宜しくお願い致します。