松尾芭蕉 『奥の細道』年を重ねるにつけ芭蕉にひかれる。
原文で読んでいるがこの字を何と読むか
むつかしい。仮名や漢字をよみこなしていかねば。
山形領に立石寺と云山寺あり。慈覚大師の開基にして、殊清閑の地也。
一見すべきよし、人々のすゝむるに依て、尾花沢よりとつて返し、其間七里ばかり也。(原文)
(ちなみに尾花沢スイカは日本一うまい)
夏暑いとき山寺(普通山寺と言っているが正式には宝珠山 立石寺)に行く。
疲れたが80代でも元気で登る人の多いこと。
信仰の力かな。芭蕉の足の速さはこれは言わずもがな有名だ。
だが本当にいいお寺で心にしみる。
貞観2年(860年)、清和天皇の勅命により、慈覚大師円仁が開創した東北天台宗の古刹。
芭蕉句碑と清和天皇御宝塔
閑さや岩にしみ入る蝉の声・・・元禄2年(1689)、今の7月13日に山寺を訪れた松尾芭蕉の句で、門人たちが嘉永6年(1853)にたてた句碑である。
奥に見える宝塔は、山寺を勅願寺とした清和天皇の供養塔で、当山では最も古い石塔である。
弥陀洞