マクロ経済そして自然環境

経済的諸問題及び自然環境問題に感想、意見を書く事です。基本はどうしたら住みやすくなるかです。皆さんのご意見歓迎です。

安倍首相、西田議員(証人喚問質問者)へ圧力電話

2017-04-19 15:59:30 | Weblog

 昨日18日付け朝日新聞報道によると先般行われた国会での籠池氏に対する国会喚問で質問に立った自民党西田昌司参院議員に首相から直接、電話があり質問内容に関し圧力があった事が明らかになった。(以下引用)

 

3月2日。電話口の安倍晋三首相は少し、いら立っているようだった。「西田さんは大阪問題でやりたいだろうけど、それを頼んだのが安倍だと言われたら、なんにもならないからさ

 電話を受けたのは、自民党の西田昌司参院議員。4日後の参院予算委員会で学校法人「森友学園」(大阪市)の国有地売却問題について質問に立つことが決まった矢先。首相から質問内容に注文がついたのは初めてで、「総理が直接電話してくるのは異常やねん」と西田氏は明かす。趣旨は、土地が約8億円値引きされたことの「正当性」を、質疑を通してうまく説明してほしいというものだった。

 西田氏は京都府選出。日本維新の会に一貫して批判的な立場で、「森友問題は大阪府の小学校設置認可をめぐる規制緩和に端を発した大阪問題」として質問するつもりだった。首相は電話で維新に触れなかったが、西田氏は直感した。「憲法改正を含め、政権に協力的な維新をかばう気持ちが首相にはあるんやな」と。

 質問当日。西田氏は首相の言う通り、値引きの正当性を主張する官僚答弁を引き出し、「疑惑だ、という森友事件の報道は、フェイクニュースだ」と訴えた。

 与党議員が政権に都合のよい質問をするのは珍しくない。だが、西田氏は「国会の爆弾男」の異名をとり、身内といえども歯にきぬ着せぬ批判を浴びせる言動でならしてきた。そんな西田氏でさえも、この日は大阪府に関する質問を封印せざるを得なかった。

 

 

 

以上引用終わり。注目点は上記赤字部分である。これが何を物語るかは常識的に一目瞭然である。ようは維新の追求の中で逆にその大元は安倍首相であるという飛火がでたら元も子もないという事だ。首相サイドは北朝鮮ミサイル問題に国民の注意を向け森友問題をスルーさせたいというのがその狙いであろうことは常識ある国民であれば忽ち分かる話である。為政者はどこでも国内困難を対外問題にすり替えるというのはよくやる手であり、それで国民が森友を忘れると思ったら″国民をなめるな″という事でありましょう。

 

 

 

 

 

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森友疑惑は収拾しない関係者に臭いものに蓋 次期選挙で仕返しを

2017-04-16 14:46:29 | Weblog

ここにきて森友問題を″臭いものにふた″という事で関係者の注目の的にさせられた某元夫人付職員を殆ど前例に無い海外転勤させるという事が行われたようである(週刊新潮報道 13日販売)当然、常識ある人間であればこれが疑惑隠しの為のものであり、その報道の中で萩生田光一官房副長官は「ちょうどいいタイミング。事態が沈静化するまで向こうにいたらいい」と発言していたという証言を同誌は紹介。とされている。(リテラ4月14日付)

こういった手法が通るなら、それによって疑惑の追及を誤魔化そうとするなら我々国民は其の事をよく覚えていなればならない。そうすることによって安倍自公(+維新)政権を政権から引きずり下ろすしかない。既に″アベノミクス″は打つ手もなく日銀による国債買入も限界に近づきつつあるともいわれる以下ブルームバーグ2月14日

 銀行が売却に回せる国債の量はそろそろ限界に近づいているとの見方がある中で、イールドカーブのスティープ化によって、長期負債と見合う投資資産を必要とする年金や保険などの資金が超長期債に戻ってくるとの見方もある。そうなれば日銀の買える国債の量に影響を与える可能性がある。

  黒田総裁が導入した異次元緩和の最初3年半の間に、銀行が売却した国債の累計は141兆円に上り、この間に日銀が買い入れた国債298兆円の半分近くを供給したことになる。残された銀行保有の国債は219兆円。そのうち一定部分は自己資本比率規制を満たすため保有を続ける必要がある。こうしたことから、日銀が買える国債の量の制約に直面する可能性が現実のものになってくる。以上引用終わり

 

という事で一体全体″アベノミクス″って何やってんの?という″素朴な″疑問を持たざるを得ないしまた安倍首相補佐″エコノミスト″って方針は何なの?という疑問を出さざるをえないのである。

 

これは端的に言って一国のあるいは世界の″再生産構造″を掴む方向性が何もないのでまったく破れ風船的方向性しか出せないのであり、これなら野党連合のほうがまだかなりマシではないかと考えざるを得ないのである(物価は統計的にはどうか分からないがしょっちゅう買い物をする私としては着実に上昇傾向であるとしか言えない 所が年金は下がる事はあっても上がる見通しなど全然ない)そういった庶民的生活から見るなら景気がいいなんて何処の話ですかと言わざるを得ないのである。既に限界である。首相辞任こそふさわしい。言ったではないか″私か夫人か事務所かが関係していたなら首相はおろか議員も辞める″と。え!なにそうこれも得意の嘘だったんですね。全く救いようがない。

所で話は少し変わるが3月頃私のこの部屋に誰かが侵入した気配がある。どうも考えるとそれも一度ではないようである。私としては部屋に監視カメラを作動させ、又某政党のある地位にある方と相談し、今後そのような事が起きたら弁護士を通じ当局に刑事告発するという事にした。他人の部屋に入るのは泥棒と同じである。

 

今後国会は未だ6月まで続く。森友問題でも何が出るかは当然予断を許さない。首相が枕を高くして眠らせるわけにはいかないのである。

 

 

 

 

 

 

 

 

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ヤフー完全スルーの28日国会で出された夫人付あて籠池新文書  

2017-03-29 15:01:35 | Weblog

28日の参議院予算委員会で籠池氏の新文書が出された。しかしながら不思議というかなんといいうかこれについてのヤフーニュースは粗完全スルーという立場をとっている。読売も粗同じ。(4面で10行触れたのみ)

 

これはどういうものかというに2015年11月17日昭恵夫人付が籠池氏に例のFaxを送ったわけであるが昨日出されたのは粗、その回答をもらうための請託行為(お願い)の文書である。これは共産党大門実紀史議員が28日の参議院予算委員会で提出したもので大門氏が独自に入手し、籠池氏の弁護士を通じて本人が書いたものと確認したもの とされる。(29日共産党日刊赤旗報道)

 

経過から見るならこの手紙が出され、(文書は2015年10月26日である)それを受けて夫人側がFaxで回答したと見られる。

 

この手紙の抜粋が同紙にのっているがあて名は″内閣総理大臣夫人付 谷 査恵子様″となっており、以下同紙より引用 (引用文は抜粋である)

 

 

小学校敷地の件について

小学校用地として豊中市野田1501の国有地を売買予約付定期借地として契約。(国土交通省航空局の土地)交渉先は近畿財務局・・・(略)・・・

学校が事業用地で定借10年は短かすぎ(10年以内に買い取りし、それができなければ建物取りをこわして原状に復する)。10年で買い取るつもりではあるが、事業環境が変わったりするのでやはり50年定借として早い時期に買い取るという形に契約変更したいのです。・・・(略)・・・

 

安倍総理が掲げている政策を促進する為に

※国有財産(土地)の賃借料を50%に引き下げて運用の活性化を図るということです。

※学校の用地が半値で借りられたらありがたいことです。

A´の関係にかんしてですが、平成27年2月契約事前の段階で、財務省と航空の調整の中で、学園側が工事費を立て替え払いして平成27年度予算で返金する約束でしたが、平成27年度予算化されていないことが9月末発覚し、平成28年度当初に返金されるという考えられないことも生じています。11月中に土壌工事が終わりますのに、4カ月間のギャップはどう考えているのか航空局の人間の感覚が変です。4か月間の利息は?ふりまわされています。

新聞記事と当方の契約書を同封いたしますのでよろしくお願いします。

 

籠池拝  印

 

 

以上引用終わり

大門議員は″要望はその後すべて実現している″とし、″首相の考え方に沿う学校だったのだろう。皇国史観にもとづく教育をする小学校をつくろうという大きな力が働いたように思える″としています。又東京新聞によればその文書につき菅官房長官は″読んだ″と手紙の内容を確認した。又首相は″(手紙を)一部しか読んでいない″としています。

 

政府は盛んに″ゼロ回答″を強調するが結論的には森友側の要望にそっており、いずれにしても首相サイドが″関わっていない″と強弁するには無理があるであろう。情報は個人、公人問わず明かにして真実を明らかにすべきであろう。此の件で奇妙なのはネット上でもヤフーはこの重要案件に関し一切載せていない。これは不可思議な事で、思うに読売、yahoo、NHKを抑えれば何でも出来ると思っているのではないかという事だ。近隣某諸国に水準が近くなったと思うのは私だけではないだろう。

 

 

 

 

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航空局レーダー探査、68箇所試掘実施、3mまでで埋設物ナシ

2017-03-28 14:02:54 | Weblog

この記事は本ブログ25、26日分と併せてお読み頂くとより一層内容が分かると思います、

この問題の根本は8億円値引きが妥当であったかどうかである。昨日共産党辰巳孝太郎議員が参議院予算委員会で質疑し以下28付日刊赤旗より引用

 

(前半略)辰巳氏は、この国有地で大阪航空局が2010年に地下構造物状況調査を実施していた事をあげ、ゴミ撤去費用の見積もりの参考にしたかどうかを質問。国交省の佐藤善信航空局長は「参考にした」と述べ、同調査では「レーダー探査し、68箇所で試掘を行った」と認めました。辰巳氏が、この時の掘削深度についてただすと佐藤航空局長は「試掘の深さはおおむね3mで地下埋設物がなくなる程度だ」と答弁。事実上、おおむね3m以下はゴミがなかった事が裏付けられました。

辰巳氏は「大阪航空局の調査でも、地下9.9mの(ゴミの存在の)根拠がない」と指摘。政府が「(根拠なく国有地の)過大な値引きをしたことは明らかだ」と批判しました。

 

 

 

 

以上引用終わり 本ブログ25、26日分と併せ読むと分かりますが如何にこの除去費用見積もりがいい加減であったかよくわかります。この部分の政府のキッチリした説明が無ければこの問題は長引くことになると思います。 

 

 

 

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森友:根本問題の″値引″はやはり不明瞭のまま これは簡単な算数問題

2017-03-26 17:20:26 | Weblog

 もうじき3月も終わり学校(大学院)も始まる。こんな下手な筋が見え見えの政府の田舎芝居は止めてくれと云いたいのであるが、これが許されるなら″法治国家″ではなく″呆痴国家″になるんで限界まで追求するつもりである。(政府の一番の眼目は外交問題や株の問題(政府はこれを経済問題と呼ぶ)で世論が飽きるのを狙っている:しかしネットでの拡散状況を見るなら残念ながら政府の思う方向へは到底行ってない とりわけ最近ではニュースで夫人付職員の海外転勤(左遷?臭いものに蓋?ただの一職員にそこまでやるの)の話が渦巻いているような状況である意味政府にとっては末期的かもしれない)

 

ここで筆者もこの問題の″原点″である″値引き″価格問題を今日は少し調べ、簡単に纏めた。そうすると時系列的に見るなら、

 

 

①2015年5月29日 森友-国土地賃貸借契約~2016年6月20日まで賃貸借(6月20日売買成立)

  *賃料月額2275000円(賃料支払い総額2730万円-12ケ月分)

  *上記以外に国へ補償金として2730万円支払い

 

②2016年4月6日 1億3160万円国、森友が実施した(と称する)廃棄物撤去費用として支払い(3m相当分)

         (2016年3月30日上記金額合意書作成  内訳:埋設物費8632万円 土壌汚染費4543万円)

              

 ↓ ところがこの合意の3月30日の廃棄物処理状況の写真に使いまわし疑惑がある。追記3月28日

このページの右上に平成28年3月30日となっている。つまりそんなに工事やってない?

http://saigaijyouhou.com/blog-entry-15847.html

 

 

③2017年2月15日森友学園の籠池泰典理事長は(2017年2月)13日の取材にごみ撤去の費用を「1億円くらい」と述べたが、その後、代理人弁護士は「現時点で、はっきりわからない」と説明している。

 

④2017年2月15日衆議院財務委員会 共産党宮本岳志質疑によると理財局、大阪航空局の回答:減額8億1900万円の根拠は対象面積は5190㎡ 基礎杭が打たれる場所9.9m 基礎杭以外の場所3.8m で見積もり

 

 

ここで問題として②では3m分の対策として既に1億3160万支払っているがそれは3m対象でしかし③によればそれすら実際にやったかどうか不明。又3m分全部やったとして②の金額であるにも拘わらず④で3.8mにすると忽ち8億以上もの金額になっている事の異常性。

又3月23日赤旗電子版によれば籠池氏は敷地の内埋設物を撤去したのは建物の下のみと言っており、更に過剰見積もりの疑い濃厚であり又3月24日の共産党辰巳孝太郎氏の質疑では杭部分9.9mというのも専門の国家機関によれば精々3m程度にしか埋設物はないという鑑定が出ており、そういった意味でも過剰見積もりの疑いが濃厚である。

この不当廉価譲渡の責任は誰がとるのか?首相夫人他関係者全員の証人喚問を求める。(書類がない等見え透いた嘘は止めて欲しい 国民もそこまでバカではない)

 

 

 何?え文書が無い?いやいやそこにあるでしょそこの後ろのロッカーに“森友学園土地売買関係文書綴り“って黒表紙の綴りがあるじゃないですか。それですよ(某公務員の声)

 

参考記事 http://www.jiji.com/jc/article?k=2017022701123&g=pol 

     http://digital.asahi.com/articles/DA3S12796349.html

     https://news.yahoo.co.jp/byline/watanabeteruhito/20170220-00067887/

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森友、杭部分9.9mゴミ根拠なし  国立研究開発法人による地質分析

2017-03-25 18:01:17 | Weblog

 筆者は一応大学院生であるので自分の″研究″とかを進めなけれならないし、他にも活動を抱えているので忙しいわけで国の問題のああだこうだなんて問題に全部かかわる暇はない。しかしながらこの問題は流石にひどく、この国は近隣某国水準の政治かとも思ってしまうわけで先月27夜に例のように首相がマスコミ関係者を集めて懐柔工作をやっているような事は許すわけにはいかず、全力でこの問題を追及したいと思っている。

 

さて今日のテーマであるが昨日24日の参議院予算委員会で共産党辰巳議員が埋設ゴミ問題を追及したのでそれを取り上げたい。これは全国紙でもスルーしている部分もあり、又読売等は読んでもよくわからんという状態なのでやや詳しく述べる。この件に関し国は敷地全般に3.8m、杭部分が9.9mまでゴミがあり、その撤去費用が8億1900万と見込み、その部分を土地価格から″控除″した。

 

ところで、赤旗25日付によると同議院の21日の追求ではその″3.8m問題″を取り上げたが昨日ではその杭部分9.9mに根拠はあるのかという問題であり、これに関し以下引用

 国交省の佐藤善信航空局長は「深さ9.9mの杭掘削工事で廃材が発見されたとの報告を受け、工事関係者のヒアリングで廃材などを含む土が広範に積みあがっていることを確認した」と答弁、根拠を示せませんでした。これに関し辰巳氏は森友学園による地盤調査をもとに国立研究開発法人「産業技術総合研究所」に地質分析を依頼した結果、「深さ3mまでは人工的に埋め立てた埋設土からなり、それより深い部分が天然の堆積物と思われる」と判定されたと説明。「専門家によると9.9mあたりの深さでゴミが出ないのは『常識的な話』だと答えている。9.9mまでゴミが存在するという国の計算には客観的根拠がないことが明らかになった」と強調した

 

以上引用終わり とされ3.8m部分に次いで杭部分控除9.9mも過大控除の疑いが濃厚となったというべきであろう。もし必要なら担当機関を国会に招致してはっきりさせるべきであろう。

 

 

 

 

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驚くべき事に夫人付職員の財務省問い合わせは本人が勝手に??

2017-03-24 15:49:47 | Weblog

 今日、参議院予算委員会で質疑が行われた。午前中は時間が無くて聞きそびれたが午後の質疑を聞いた。その中で驚いたのは共産党小池議員の質疑であった。小池議院は例のFaxの件(Faxが夫人付職員谷氏から籠池氏に財務省に土地の件で照会した件で回答が送られた)

これは当然常識ある国民であれば何等か夫人が谷氏に依頼しその結果を籠池氏に回答したととるのが自然な流れであると思うであろう。しかしながら審議の中で首相、菅官房長官の答弁で明らかになったのは首相はそれが谷氏が自分の判断で行い、その結果を籠池氏に送ったものだという常識離れした回答をした。小池氏から問われ首相は″妻が、妻が・・″と混乱しながら回答していた。

小池氏はそれが個人で行ったというなら今後中央官庁のしかるべき部署の問題で誰が質疑しても文書回答するんですか?と問い、これはやはり無理筋の答弁であろうとしか思えない内容であった。

 

首相は″これはゼロ回答″であるからと論点をずらそうとしたがはやりそれは別の問題であり、小池氏の質問には答弁不能であった。これはやはり今までの首相答弁″関りがあれば首相は辞任し議員も辞める″と言った事から言えば正しく辞任の方向であるというべき問題であろう。簡単に言って土地問題での夫人も含め首相サイドの働きかけがあったという事は否定できなくなった。

 

又Faxの内容が″ゼロ回答″かという事に関しては文書の全文を見ないと正確ではないがその中ではFax二枚目にあるのであるが(マスコミはこの二枚目を多く報道していない)″現状ではご希望に沿うことはできないようでございますが、引き続き、当方としても見守ってまいりたいと思いますので何かございましたらご教示ください″という表現があり、ここで″当方″とは何を指すのか問題であり、又文書の④では″工事費の立て替え払いの予算化について″という事で″一般には工事終了時に清算払いが基本であるが、学校法人森友学園と国土交通省航空局との調整にあたり、「予算処置がつき次第返金する」旨の了解であったと承知している。平成27年度の予算での処置ができなかったため、平成28年度での予算処置を行う方向で調整中″とされ、やはり″基本″からずれた展開となっているのは否めないであろう。

 

同じく共産党辰巳議院の質問でゴミ処理費用の算定問題でくい打ち部分の9mまでのゴミを仮定して算出した事に関し国の地盤研究の研究機関に調査を依頼しその土壌で3m程より深い部分での人工的埋立はありえないとの回答を得たとされその部分の過剰見積の可能性の印象はぬぐえない物が残った。尚同議院によるゴミ過剰見積もりについての21日の質疑は以下の通りであった(赤旗電子版3月23日)以下引用

 

 

 

学校法人「森友学園」(籠池泰典理事長)への国有地売却をめぐり、土地に埋まったゴミの「撤去費用」として国が値引きした8億1900万円のうち、少なくとも約6億8000万円が過大だった疑いが濃厚になりました。21日の参院財政金融委員会で日本共産党の辰巳孝太郎議員がただしました。

 問題の土地を国は、くいの部分は地下9・9メートルまで、それ以外の部分は地下3・8メートルまでゴミが埋まっているとして、更地価格の9億5600万円から撤去費用を差し引いた1億3400万円で森友側に売却しました。

 しかし、籠池氏は敷地のうち埋設物を撤去したのは建物の下だけだと述べています。日本共産党の宮本岳志衆院議員に国土交通省は、建物以外の埋設物撤去費用が3億6000万円に上ることを明らかにしています。

 辰巳氏は、建物部分についても1・5メートルまでしか撤去していないとの工事関係者の証言が報じられていることを指摘。国交省の佐藤善信航空局長は、1・5メートルまでしか撤去していない場合、3億2000万円が過大となると明らかにしました。

 辰巳氏が3・8メートルの根拠をただしたのに対し、佐藤航空局長は、具体的な根拠を示せず「職員が物差しではかったわけではない」ことも明らかにしました。辰巳氏は「3・8メートルの根拠もない。1億3400万円という価格で売却するための恣意(しい)的な見積もりだ」と批判。「少なくとも6億8000万円は過大な見積もりだった可能性があるということだ」と指摘しました。

 

 

 

 

 

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午前参議院予算委員会 籠池氏証人喚問質疑における要点  麻生大臣の名前も・・

2017-03-23 13:17:24 | Weblog

今日、午前中に参議院予算委員会で森友学園の籠池理事長の証人喚問があったが、そのポイントについてここに記述しておく。委員会は最初に籠池氏の冒頭陳述、次に予算委員会委員長による質疑、以降自民、民進、公明、共産、維新、自由・社民、無所属クラブの順で質疑が行われた。

 

 籠池氏の冒頭陳述では100万円受け渡しについては″園長室″で人払いをした後受け取った。又値引き問題では″その根拠は不明であり、迫田元理財局長、酒井弁護士(籠池氏の依頼人)に聞いてくれとし、又全般について″トカゲのしっぽ切りでなく関係者を国会に呼んで真相を究明して欲しい″と述べた。

次の委員長質疑で100万円の受領の詳細、封筒入りの金を受領した。又国有地の売買に関し、″国有地の収得(?取得)に関しては政治的関与があったのだろうと認識している″と述べた。

 

次に自民党の西田昌司氏が質問、予想通り土地取得の格安値引きについては一切触れず、100万円問題も粗飛ばして学校の寄付の安倍晋三名義を使った問題、何故大阪で野党にのみ説明したかとかを聞き、″問題の本質は資金不足の中で学校を建てようとした事だ″として偽証の脅しも含みながらの質疑で終了した。

次の民進党の福山哲郎氏が質問、ここでちょっと残念なのは質問の眼目が散らばりすぎという印象はぬぐえず夫人に関連した事で一連の口利きに関し″付添人″からFaxで回答を貰ったという事でそのFaxは残っているとの籠池氏の証言があった。(この部分重要と思われるので後で解明したい)

 

次の公明党は竹谷とし子氏で学校寄付金での安倍晋三名使用の問題、学校のH.Pに皇室の事が入っているのはどうなってるのか、更に契約書が三通る問題等々でやはり自民党と同じでこの本質である国有地格安値引きの問題は一切触れずに終わった

 

次に共産党小池晃氏で、安倍夫人への忖度の問題、本省に行った経過や又埋設物の撤去費用問題、それらと大阪航空局の関連等々質疑し民進党の時出されたFaxを提出して貰うという事を表明したがこの小池氏の時奇妙だったのは終了時約14秒ほど音声が途切れ、肝心の纏めがよく聞こえなかった事だ。音声が止まったのは次の維新でもあったがほんの2-3秒で何等かの意図的なものがあったかなかったか単に技術的問題であったかどうか疑問を持った。

 

次に維新の浅田均氏の質疑であまり印象に残らなかったが、松井一郎氏に関し国会に証人喚問する事を要請した。

次に希望の会(自由・社民)の山本太郎氏で夫人が籠池氏に″一人でさせてごめんね″と言った事を明かにし、籠池氏は″これで学校計画は進んでいくと思った″としている。又梯子を外されたと思うのは誰かと問われ籠池氏は″持井一郎氏だ″と答えた。

 

最期に無所属の会 松沢成文氏の質疑で鴻池議員に陳情に行ったとき籠池氏は″麻生大臣に伝えてくれといった事はある″と証言、只それにつき麻生氏には伝わってなかったと思う″と述べた。

 

14:50分 未定稿につき追加あるかもしれません

 

 

 

 

 

 

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″維新″と森友の関連性に関する若干の考察

2017-03-22 14:56:49 | Weblog

  これまで本ブログでは森友疑惑に関しては主に安倍政権との連関について記し、世評色々言われている維新との関連に付いては述べてこなかった。しかし大阪府議会での21日の府議会の質疑の中で共産党宮原府議の質疑で新たな事実が判明したので他の事と併せ、ここに叙述する事とする。以下赤旗22日付電子版より引用

 

(前略)宮原威府議が政治資金収支報告書をもとに明らかにしました。

 宮原氏が示したのは2013年分の政治資金収支報告書で藤原工業は12月27日、日本維新の会大阪府総支部(当時、橋下徹代表)に10万円の献金をしていました。

 藤原工業は府がさかのぼって確認できる02年以降07年までに1件2億4000万円、08年~14年までの7年間に7件22億円の府発注工事を請け負っています。橋下徹氏が知事に就任した08年以降受注額が急激に増えています。(後略) 以上引用終わり

 

という事で要は森友の小学校建設業者である藤原工業が維新に献金をしていた事実が判明したということで同社は森友の″産廃″処分にも関わっているとされます。更にその他では府の行った緑化事業の補助金に関し森友他3社が補助金を申請4社すべてが補助対象になっていますがその中に三栄建設という会社があり、その会社所有の三栄長堀ビルには維新の「大阪維新の会」および「日本維新の会」の本部が置かれている(同ビルH.P)

  

     

        緑化事業の審査結果 

           ↓

 

そしてこの三栄建設の青山浩章代表取締役が″経済人・大阪維新の会″の副会長を務めている。これらから観て、更に学校認可基準の″緩和″が行われた経過等照らし合せると何等か通某があったのではとも思えるが。以下東京新聞電子版2月28日

 

小学校建設用地として大阪府豊中市の国有地を評価額より大幅に安い価格で取得した学校法人「森友(もりとも)学園」(大阪市)の籠池泰典(かごいけやすのり)理事長が二〇一一年九月ごろ、借入金に関する学校設置認可基準の緩和を府に求め、府は一二年四月、要望に沿った形で基準を改正していたことが二十八日分かった。松井一郎知事が府庁で記者団に明らかにした。

 松井氏は籠池氏の要望が改正に影響したのではないかと問われ「違う」と否定。「他のさまざまな私学からも要望があった。当時、関西で大阪府は圧倒的にハードルが高かった。改正は私立学校の参入を促すことが目的だった」と強調した。

 要望当時は前任の橋下徹氏が知事を務めており「橋下時代に教育については閉鎖的なものを開放すると言い続けてきた」とも述べた。

 一方、府私学課は、借入金に関する要望は森友学園からのみだったとしている。同課によると、改正前は小中学校を設置した実績のある学校法人にしか借入金による小学校新設を認めていなかった。森友学園は幼稚園の設置実績しかなかった。

森友学園は改正後の一四年十月、府に小学校設置認可を申請。府私立学校審議会(私学審)は一五年一月、学園側の財務状況などを追加報告させることを条件に「認可適当」と答申した。基準緩和後の認可申請はこれまで森友学園のみという(傍線筆者)

 

引用終わり

 

 明日23日のNHKで証人喚問の放映を高校野球を理由にさぼるのではないかという風評が立っている。もしそうならさすがNHK受信料だけ取って肝心なことはやらない最悪のマスメデイアという判定が確立されるでしょう。

 

 

 

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安倍晋三が代表を務める「晋和会」の2015年収支報告書に100万円 8月28日

2017-03-21 14:41:20 | Weblog

安倍氏は現在欧州に出張中ですが本日ネット上で興味深い記事があったのでそれを転載します。情報速報ドットコムより引用(赤字)

http://saigaijyouhou.com/blog-entry-15982.html

 

 

 安倍晋三首相が2015年9月に大阪を訪問する直前に、自民党山口県第4選挙区支部から安倍首相側に対して100万円の資金移動があったことが分かりました。
これは公開されている政治資金報告書に記載されている情報で、自民党山口県第4選挙区支部は8月28日に安倍首相の管理団体「晋和会」に100万円の寄付行為をしています。

森友学園の籠池理事長は9月5日に寄付金を受け取ったと証言しており、仮に森友学園への寄付行為があるとすれば、2015年8月28日から2015年9月5日の間に引き出し行為があったということになるでしょう。
晋和会の支出を見てみると、森友学園に対する寄付金こそ記載は無いですが、これについては故意に記載しなかった可能性もあると考えられます。

また、2015年の晋和会は前年からの繰越金が7523万円もあり、たった100万円の寄付金を必要とした理由が不明確です。政治資金報告書に記載しなかった場合は規制法にも触れるわけで、疑惑の8月28日から9月5日までの口座記録を確認する必要があるかもしれません。

                                                                よく観察してみましょう
                          ↓

安倍晋三首相の資金管理団体「晋和会」の平成二十七年政治資金収支報告書
http://www.soumu.go.jp/senkyo/seiji_s/seijishikin/contents

s_ice_screenshot_20170320-111701.jpeg

以上引用終わり

いずれにしても当時の理財局長の迫田氏、及び安倍夫人には国会で証言をお願いするしかないでしょう。与党の拒否は何等か不審がある事を隠しているとしか解釈不能です。書類を一切出さない、破棄した等々見え透いた嘘はやめて頂きたい。

 

 

 

 

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夫人に頼んだら首相から連絡が入って8000万の予算が・・恒常的口利きか

2017-03-20 10:48:30 | Weblog

本日付け リテラに表記のような記事が載っていたので引用しておく。以下引用

 

森友学園問題では、安倍首相からの100万円の寄付金がクローズアップされているが、この疑惑の核心は国有地の不正取引と小学校設置認可をめぐる口利き問題だ。その口利きをめぐっては様々な政治家の名前があがっているが、永田町で根強くささやかれているのが、安倍昭恵夫人から安倍首相へのルートだ。

「口利きは複数あったと思われますが、昭恵夫人から安倍首相へ直接の働きかけがあり、首相が迫田(英典)理財局長を動かしたのがもっとも強かったのではないかといわれていますね」(全国紙政治部記者)

 実は、それを間接的に裏付けるような動画が、先週金曜日夜くらいからネット上で話題になっている。何かのシンポジウム会場で、白髪まじりの男性がプロジェクターを指し示しながら講演をしているのだが、男性はこんなことを語るのだ。

「外務省の役人は、なかなか理解してくれなくてですねえ。
えいやとばかりに、先ほどの理事長と私が、安倍夫人とこに行きました。安倍夫人に、首相官邸に行きまして。そしたら、安倍夫人が会ってくれましてね、聞いてくれました。あの人、すごいですね。その晩に、首相と話をしてですね、首相からすぐ連絡が入ってですね、ぐぐぐっとまわって、今年予算つきました。8000万円もらいました。それで、今年この2つの村に入りました。あのご夫婦のホットライン、すごいですね」

 外務省の役人は理解してくれなかったが、首相夫人に会って話したら、首相に話してくれて、8000万円もらえた――。これがもし事実なら、明らかに昭恵夫人の首相への口利きではないか。

 この発言が飛び出したのは、今年2月11日に京大でおこなわれた「もったいない学会」と「縮小社会研究会」の合同シンポジウムでのこと。このセリフを話しているとみられるのは、公益社団法人「日本国際民間協力会」で理事をつとめる京大名誉教授だ。

 

この日、この公益社団法人理事は「アフリカにおける勿体ない実践成功例」というテーマで、ケニアに「エコサントイレ」という環境にいいトイレを広める事業について語っていたのだが、このエコサントイレの活動を外務省は理解してくれず、補助金かなにかの協力をなかなか得られなかったらしい。それで思い切って、首相夫人である昭恵夫人に会いに行き話をしたところ、その晩に首相に話をしてくれて、すぐに首相から連絡が入り、最終的に8000万円の予算がついた、といっているのだ。外務省と交渉してもNGだったものが、昭恵夫人に話したら、一晩で8000万円の予算がついたというのである。

 

 日本国際民間協力会のホームページで公開されている、2013年度から2015年度までの決算報告書、2016年の事業計画・予算には、この「外務省からの8000万円」に当たるものは確認できないが、今年2月に「今年、予算がつきました」と話しているので、現段階ではこうした書類に反映されていないということなのだろうか。

 仮に8000万円もの予算が、昭恵夫人の鶴の一声で決まってしまったのだとしたら、民主主義国家としてあり得ないことだろう。外務省の予算というのは言うまでもなく、国民の税金である。エコサントイレ事業の良し悪しの問題でなく、どのような事業にどれだけ税金が投入されるかは、公正に審議されるべきものだ。首相夫人個人が、「親しいから」「頼まれたから」「感動したから」などという理由で、決められていいはずがない。

 政府は14日「首相夫人は公人でなく、私人である」とするとんでもない答弁書を閣議決定したが、これでも私人だなどと言い張るのだろうか。あるいは私人だというなら、それこそ韓国のパク・クネ前大統領とチェ・スンシル被告と同じく、私人による政治介入ではないか。

 同様のことが森友学園でも行われた可能性は十分あるだろう。実際、昭恵夫人が日常的に役所に圧力をかけていることが明らかになっている。「週刊新潮」(新潮社)3月23日号では、第二の森友学園といわれる加計学園の獣医学部新設認可や、安倍首相の遠戚である斎木陽平氏が代表を務める団体が主催する全国高校生未来会議への支援について、昭恵夫人から文科省へ要請があったことを文科省関係者が明かしている。

 しかも、このエコサントイレ問題で明らかになったのは、こうした口利きに安倍首相自身も関与しているという可能性だ。動画によると、昭恵夫人の口利きを明かした京大名誉教授は、「その晩に首相に話してくれて」「すぐに首相から連絡が入って」と語っている。 

 森友学園の名誉校長や100万円寄付の件に関して、安倍首相や官邸は「首相の関知しないところで、昭恵夫人が勝手にやったこと」というイメージ操作をしているが、本当にそうなのか。

 日常的に行っていた安倍首相への口利き問題、さらに森友学園問題への安倍首相の関与を明らかにするために、昭恵夫人を証人喚問し徹底的に追及すべきだ。

 

 

 

もったいない学会&第38回縮小社会研究会 合同シンポジウム 10 「アフリカにおける勿体ない実践成功例」松井三郎 170211

 ←33分頃

 

 

 

 

 

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籠池氏の偽証告発「かなり困難」と元検事

2017-03-19 10:41:51 | Weblog

 安倍政権は姑息にも籠池氏をこれまでの国会招致に反対から一転して″参考人″を超える証人喚問へと切り替えた。(周知の事であるが証人喚問では偽証罪が問える)前後関係を見ればすぐわかるが先日の″安倍夫人から百万円貰った″発言が出て、これ以上放置するなら何を言うか分からないので一挙に証人喚問して偽証罪での圧力を掛けるという手段に出たという事だ。信憑性を明らかにするならこのブログでも再三言っているように迫田元理財局長、安倍夫人等の証人喚問をすべきであるがその部分には参考人ですら頑として応じない。都合がいい部分のみ世間に出し、知らぬ存ぜぬでここを乗り切ろうという姿勢は誰が見ても明らかだ。

ところで今日付日刊ゲンダイで元検事の意見としてその偽証告発はかなり困難との見方も出されているのでそれを紹介しよう。以下引用 

 

 

(前半略)籠池氏にインタビューした「日本会議の研究」の著者・菅野完氏は17日、2015年9月7日に「100万円」の記載がある森友の寄付者名簿のほか、振替払込用紙の名義欄の「安倍晋三」が修正液で消され、「森友学園」に書き直されていた写真をそれぞれネット上で公開した。これだけでも超ド級の“物証”で、カネの出どころが官房機密費なのか、安倍首相のポケットマネーなのかはともかく、少なくとも「100万円の寄付」が事実だったことが分かる。おそらく、自民党は証人喚問で「なぜ、領収書名を安倍にしなかったのか」と籠池を攻め立てるのだろうが、本人がすでに説明している通り、「昭恵夫人が要らないと言ったから。迷惑がかからないようにした」と反論すれば、それ以上、追及しようがない。それでも自民党が噛みつくのであれば、「事実解明のために昭恵氏も証人喚問してほしい」と突っぱねればいいだけだ

■郷原氏「告発はかなり難しい」

 議院証言法の第8条は〈(偽証で)告発するには、出席委員の3分の2以上の多数による議決を要する〉とある。安倍ユーゲントと化した自民党の国会議員の連中は、何ら考えもせずに「籠池潰し」で証人喚問に突っ走り、数の力で押し切れると踏んでいるのだろうが、ハードルはかなり高い。それに「総理を侮辱した」なんてワケのわからない理由で民間人を国会に証人喚問して告発を考えているのであれば、もはや法治国家じゃない。元検事の郷原信郎弁護士もこう言う。

「仮に(与党が)籠池氏を偽証で告発することを考えているのであれば、証言を覆せるだけの証拠を示す必要があり、過去の例からみても、(告発は)かなり難しい。さらに言えば、もし『籠池証言』がウソというのであれば、財務省や政治家に対するお願いや口利きはしていない――という、これまでの説明の信用性にも疑問符が付く。国有地購入や学校設置認可の経緯に至る話は本当だが、100万円寄付の話だけはウソ――というのもおかしな話です」

(後半略)

 

 

 

以上引用終わり。昨日も書いたが(昨日の本ブログ参照)既に首相の″一対一では会った事がない。少人数でも会った事はない″との発言は破綻しており(なぜマスコミがそこを突っ込まないのか訝しいが)論理矛盾は明らかだ。

そこから考えるならなぜそこまでして無関係を装うのかが疑問であり常識的感覚からいうなら隠し立てしているから呼べないとしか考えられない。まして都合が悪そうな部分は参考人での国会招致にすら反対している状況では外に言いようがないであろう。

 

 

 

 

 

 

 

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知らない仲ではないだろう。安倍氏の幼稚園来園予告文書 平成24年

2017-03-18 17:01:45 | Weblog

 

 もうこれを書いていると幾らでも安倍氏と籠池氏の関係を示す証拠がいくらでも出てくる。今日の分はネット上でも氾濫しているものであるがそれには籠池氏の塚本幼稚園に自民党総裁選があるので訪問できないという事で将来来園するという内容である。このブログの読者は先刻ご承知と思うが、安倍氏は籠池氏を ″一対一では会ってない少人数でも会っていない″とかいっているわけであるもこれ自体フジテレビ3月3日 とくダネ 2014年12月6日の森友学園の幼稚園での夫人の講演画像で手紙、電話、会った事もあると言い切っている。

更にこれも既に知られているが3月3日 ゆうがたサテライト で安倍首相から籠池理事長に年賀状という事で保護者の前で籠池氏が安倍氏からの平成28年の年賀状を読み上げた以前の映像が流された。

これらから言って既に安倍氏の発言が嘘であることは明白だ。下記の幼稚園宛文書も安倍氏と森友との親密性を示すものであり、もうこれ以上の物証はいらないであろう。

 

与党は籠池氏をこれまでの国会招致拒否を一転して″証人喚問″にして偽証罪が適応となる圧力をかける狙いとされているが、であれば安倍氏は明白な嘘をつきながら国会をだまし通そうとしているわけで安倍氏にこそ偽証罪の適応が必要であろう。

 

 

 

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安倍晋三名義の百万円振り込み書を発見  菅野元氏

2017-03-17 14:08:54 | Weblog

籠池氏が昨日の会見で安倍首相から百万円の″寄付″を貰ったとし、それを受けて与党は23日の証人喚問を認めた。これまでかたくなに拒否していたものを一転して喚問を認めた。これについての見方は政府が証人喚問に切り替えることにより偽証罪が問えるわけでそこからプレッシャーを掛けるためというのが一般的見方だ。しかしここで与党が本来的に事実を解明しようと思っているなら当時の迫田理財局長、安倍夫人、更に松井大阪知事等とも喚問の必要があるがそれについてはOKしない。つまり事実究明ではなくどうやったら蓋が出来るかというのがその本音であることは一目瞭然である。

 

ここで今日の本題に入るが首相から百万円貰ったという事に関し首相の昭恵夫人は報道によれば″覚えていない″と発言していたが、これについては今日付東京新聞では菅官房長官は今日午前の記者会見で″昭恵氏も寄付の事実はない″とした。

しかしジャーナリストの菅野元氏によればこの百万円について受け取った籠池氏が銀行に振り込んだ領収書があるという事が明らかになった。以下引用

 https://news.yahoo.co.jp/byline/suganotamotsu/20170317-00068806/ 

 

 

 森友学園の籠池理事長が、東京都内の我が家を突如訪れたのは、3月15日。

当日私は大阪で、塚本幼稚園を自主的あるいは強制的に退園した保護者たちが行う、大阪府への申入れと記者会見を取材していた。

外国特派員協会での記者会見がキャンセルになったことを前日夜に知った瞬間、「じゃあ、空いた時間、僕にください」と打診したところ、籠池氏はすぐに「じゃ、自宅で」と応諾してくれた。

しかしこの「自宅」の認識が違っていた。私は「大阪府豊中市の籠池氏の自宅でのインタビュー」と認識していたが、籠池氏は「東京の菅野の自宅でインタビュー」と認識していたのだ。

「なんや、菅野さん、大阪におるんか」との電話を受けたのが、11時過ぎ。仕方ない、大阪での取材を切り上げて東京に戻るしかない。

急遽羽田に戻って、タクシーで自宅まで飛ぶようにして帰って驚いた。メディアが殺到しており私自身が自分のマンションには入れない。これは異常だ。この異常なメディアスクラムを解除するために行ったのが、この囲みの取材だ。FNN が全編ノーカットで公開している。最後まで見てもらえばわかるように、この会見の趣旨は「メディアスクラムを解いてくれ。そうでないと取材ができない」と言うものだ。ほとんどのメディアは、同業者としてこの申し入れを理解してくれ、メディアスクラムを解除してくれた。

 

そこから始まった、籠池氏へのインタビューは、約三時間にわたった。

その詳細を今、文章にすることはまだ、できない。

しかしこのインタビューで籠池氏が語った最重要証言「安倍首相から100万円の寄付をもらった」とのエピソードは、翌日、籠池氏の口から語られてしまった。「ネタ元」にとくダネを抜かれた。。。。こんな経験、おそらくこの先もすることはないだろう。

籠池氏によると、この100万の寄付金が安倍昭恵夫人から手渡されたのは、2015年9月5日土曜日。

メディアに何度も登場した「安倍昭恵氏が瑞穂の国記念小学院」の名誉校長に就任した、あの講演会が行われた日だ。

「昭恵さんから、封筒に入った札束を、『これ、主人から』と言われた。」

「領収書は?と聞いたら『いや、まあ、それは』とおっしゃった。」

土曜日やし、もっとくの怖いし、我慢せなしゃない。月曜日に自分らで入金した

「ようわからんようになるから、安倍晋三名義で入金しようとしたけど、会計の人に止められたんで、森友学園の名義で入金した

こう証言する籠池氏の顔は苦渋に満ちていた。ようやく、重い口を開いたのだ。私と一緒にこの証言を聞いていた扶桑社の編集者も、なぜか、泣きそうな顔をしている。 

しかしこの段階では、まだ「証言」に過ぎない。何か物証はないのか?

「あるんちゃうかな。寄付者名簿、その日付のあるしね」

「振込票、残っとるんちゃうか?」

それ、それが欲しいんですよ、理事長。

と言うことで、今日、たった今、その物証の現物を入手した。

確かに「安倍晋三」の名前は出てこないが、「100万円」「森友学園名義の振込」「土曜日に受け取った現金を次の月曜日に入金した」を裏付ける寄付者名簿は存在した。振込票の現物も、ある

取り急ぎ、この物証を、みなと共有し、読者諸賢の判断を仰ぎたい。

寄付者名簿寄付者名簿(495の欄が百万円 日付けH27年9月7日 ここだけ振込者森友となっているのは何等か通常ではない振り込みだったとは推測可能できる)

画像加工の素人のため、黒塗りがいびつで恐縮だが、平成27年=2015年の9月7日月曜日、つまり、土曜日だった9月5日の安倍昭恵講演会直後の平日に、100万円の入金があることが確認できる

振込表の現物振込表の現物

これが上記入金の元となった、振替払込用紙の現物。「森友学園」が名義欄にボールペン書きされているが、よく見ると、その上部に修正液で何か消されているのがわかる。

この修正液部分に、裏からライトを当ててみると。。。。。

修正液部分のライトアップ修正液部分のライトアップ

やはりこれは、「安倍晋三」としか、読みようがない。

 

 

以上引用終わり。(傍線、赤字部分筆者)何故安倍氏がこれほどまで籠池氏との関係を否定するのか。これには何等か怪しいものが隠れているとしか言いようが無いであろう。安倍氏は自分、夫人、事務所が関与していたら首相も議員も辞めると大見得を切った。そろそろ辞表を書いたほうが良いかもしれない。

 

 

 

 

 

 

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籠池氏ー稲田大臣 昨年10月22日会っていた。(誤報につき訂正記事あり)

2017-03-16 12:45:16 | Weblog

 本日付共産党機関紙日刊赤旗によれば同紙は籠池夫妻が赤旗の取材に応じ、稲田大臣が″10年会っていない″と言っている事に関しその見解を述べた。以下引用

 

 

事長とその妻は昨年10月に稲田朋美防衛相と防衛大臣感謝状の贈呈式で会ったと証言しました。稲田氏は、籠池氏と「10年ぐらいお会いしたこともお話をしたこともない」(参議院予算委員会、8日)としていますが、答弁の真実性が問われます。防衛大臣感謝状の贈呈式は2016年10月22日。籠池氏と妻の諄子氏によると、「表彰のときに会って(稲田氏は)″あっ籠池氏か″という感じだった」といいます。防衛省によると感謝状は「防衛基盤の育成と自衛隊員の士気高揚に貢献」したとして、籠池氏含め個人56人に贈りました。同省ホームページによると、贈呈者は「防衛大臣」となっています。

「防衛ホーム新聞」(16年11月1日付)は、稲田氏が「受賞者席を周り、『ありがとうございます』と言葉を添えて一人ひとりに感謝状を手渡した」と報じています。

籠池氏はまた、稲田氏が05年9月に議員になった後に「一対一ではないが幼児教育団体の(会合でも)会った」と語っています。籠池夫妻は07年に、稲田氏の資金管理団体「ともみ組」に計1万2千円を献金しています。

籠池氏への取材は諄子氏と弁護士の同席のもとで行いました。

 

 

 

以上引用終わり、尚今日付東京新聞によれば萩生田光一官房副長官は十五日のTBSラジオ番組で、籠池氏の参考人招致について、民間人を国会に呼ぶのは慎重であるべきだとしながら「拒否しているわけではない」と述べた。

しかしながら参考人招致は与党の反対で実現していない。これらを読むと何等かやましいことがあるか、″不都合な真実″が暴露されることを恐れているのかと一般常識人は思うであろう。

 

 訂正:これについて共産党機関紙日刊赤旗は18日、訂正記事を載せ、当日籠池氏が出席していなかったことが明らかになったとしています。2017年3月18日17:46訂正追記 尚本来記事を抹消すべきですがそうすると経過が不明となりますので追記としました。

 

 追記その2:但しこの件につき不審なのはYahooとかはトップページでこの誤りを伝えているが当のその当初の記事については16日以降のYahooはなにも載せていない。つまり赤旗の誤謬のみ大きく取り上げるという形になっており、その点″マスコミ″としてのYahooの公平性にも問題があると指摘せざるを得ない。19日 17:50分

そういう点では赤旗も訂正記事は二面の小記事扱いであり、その点赤旗にも問題なしとは言えないであろう。19日 17:50分

 

 

 

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