26日つけ東京新聞報道によると、各候補の″戦争と平和″問題への各候補の意見が載っている。(東京新聞は連続で各候補の諸問題への意見を載せている)、小池候補は安保法に関し、″平和平和と言っている神学論争の時代は過ぎた″とし安保法に関し″アジアや国際社会への脅威が明らかな中で日本の平和な社会を持続、発展させる必要がある。安保法の成立は遅きに失したぐらいだ″と述べて居る。あの去年のどさくさ強行採決を当然視している。
報道等によれば小池氏は今現在もれっきとした自民党員であり、当然にも安保法推進の立場だ。ここで当然にも確認しなければならないのは″安保法″全体の危険性もそうであるが、その中に含まれる国連PKOでの″駆けつけ警護″が当面非常に重要な問題だという事だ。(今アフリカの南スーダンイPKO要員として自衛隊員が派遣されている。尚ついでに言うと日本のPKO派遣はPKO5原則というのがあり、現地が紛争状態になった場合は撤収が原則である。報道によれば既に現地は紛争状態にあり、自衛隊宿営地内にも着弾したが政府はそれを紛争中と認めず自衛隊の撤収も行わない状況である)安保法の成立を当然視しているがそれは″駆けつけ警護″も含まれるわけで、軍事専門誌等ではこれが発動された場合、自衛隊員から相当な損害(要は戦死、戦傷)が出るともいわれている。自衛隊員は入隊する時は憲法にのっとて我が国を防衛するという宣誓の下で入隊したわけであり遠く中東、アフリカでのなんだかわけの分からない戦闘に命を捧げますといったわけではないのでる。
その辺のところをごまかして自衛隊員が危険地域へ行き、そこで戦闘に参加することを当然視するような人に政治を任せるわけにはいかない。安倍自公政権が多数を占めた中、南スーダンに派遣されている自衛隊部隊にその″駆けつけ警護″が発動される危険性が強まっている。ここでなんども言うが安倍晋三という人物は嘘とか平気であるし(福島原発汚染水″完全ブロック″発言、去年7月の安保法審議のなかでこれが通れば″自衛隊員のリスクは軽くなる″という発言、等々)ここで一層マスコミを手名づけ我が国を軍事独裁強国に持っていこうというその姿勢の中での小池候補に過ぎないわけで女性だからとかなんとなくあたりがよさそうとかで誤魔化されたら百年目である。いずれにしてもここで自公系の候補が当選でもすれば、我が国は一層とんでもない方向に舵を切ることになるであろうことだけは警告しておく。
PKO5原則(外務省HP)
PKO参加5原則とは何ですか。
わが国が国際平和協力法に基づき国連平和維持活動に参加する際の基本方針のことで、
1)紛争当事者の間で停戦合意が成立していること
2)当該平和維持隊が活動する地域の属する国を含む紛争当事者が当該平和維持隊の活動及び当該平和維持隊へのわが国の参加に同意していること。
3)当該平和維持隊が特定の紛争当事者に偏ることなく、中立的立場を厳守すること。
4)上記の基本方針のいずれかが満たされない状況が生じた場合には、我が国から参加した部隊は、撤収することが出来ること。
5)武器の使用は、要員の生命等の防護のために必要な最小限のものに限られること。
の5つを指し、それぞれ国際平和協力法の中に反映されています。