本日付け東京新聞によれば(以下引用)“自衛隊がイラクへ派遣された前後の2002-09年に幹部養成校である防衛大の退校者や任官後の早期退職者が急増した事がわかった。ピークの05年には約4割が退校するか早期退職した。安倍首相が集団的自衛権の行使に踏み切れば自衛隊から再び人材が流出するおそれがある。“又更に“防衛大の入校者は年により450-550人程度。①卒業前に辞める退校者、②卒業時の任官拒否者 ③任官後8月までに辞める早期退職者の合計は毎年百人前後。“とし更に“政府は04年1月~06年7月、陸上自衛隊をイラク南部のサマワに派遣。航空自衛隊は04年1月~08年12月にクウエートに派遣された。退校者や早期退職者急増した時期はこれらの時期と重なる。陸自の宿営地には13回、計22発のロケットが打ち込まれた。空自は米兵を首都バクダッドへ空輸する際地上から携帯ミサイルで狙われた。帰国後、今年3月末までに陸自で20人、空自で8人が自殺している。過酷な環境下での活動が影響した可能性は否定できない。“としています。
防衛大の年次別退校・早期退職者の割合は下記の通り。
2000年 22.2%
01 27.9%
02 22.0%
03 28.8%
04 26.7%
05 38.4%
06 32.6%
07 27.9%
08 27.7%
09 26.0%
10 21.6%
11 22.8%
12 19.8%
13 21.5%
更にこれにつき軍事ジャーナリストの前田哲郎さんの話として
“明らかにイラク派遣が影響していると思う。“とし“戦闘を命じる幹部の立場なのでより重い責任を感じたのだろう。一般隊員も同じような考えを持っても不思議ではなく、隊員不足となれば徴兵制が浮上するかもしれない。
本日、午後6時半~首相官邸前で抗議行動が行われます。政府・与党は国民の意見を無視して明日にも閣議決定をする方向でいます。時間をとって是非参加をして下さい