街中は完全に選挙モードである。その中で最近公明党はにわかに“軽減税率“のポスターを張り出している。
これだけみると何か欧州並みの軽減税率かとも思われる表現ではあるが、はたしてその中身はと言うとこれにつき11月30日本日付け 共○党 機関紙 日刊あ○○た はこう伝えている。
以下引用
軽減税率は消費税10%という劇薬を国民に飲み込ませるためのオブラートにすぎません。その実態は、軽減の規模も、財源も、時期もあいまいな無責任なものです。[公明新聞](14日付)は軽減税率の対象品目について、与党として[飲食料品の8パターン]をまとめたと報じています。与党税制協議会公表資料(6月5日)によれば[すべての飲食料品]から[米、みそ、しょうゆだけ][精米だけ]までの8案です。どの案を採用し、何%の軽減税率とするのか。公明党の[衆院選重点政策]は示していません。
仮に[精米だけ]を[2%軽減]して消費税率8%とした場合でも[軽減税率]には違いありません。しかしこの場合、減税額はわずか400億円。一世帯あたりの減税額は年間535円にしかなりません。
しかも公明党の総選挙政策は、増税時(2017年4月)からの軽減税率導入を[めざします]というもの。たんなる努力目標にすぎません。17年4月からの[実現]を明記しようとしたところ、[自民党から[努力目標にとどめるべきだ]と横やりが入り調整が難航]したと[毎日](25日)は報じました。
引用終わり
とされるもので確か公明は8%導入の前にも同じような事を言っていたような記憶があります。“平和の党“とか言っていますが、前国会で安倍首相が集団的自衛権につきホルムズ海峡での“敵の“機雷掃海も対象と言っていた時に他方の報道では公明との調整は無かった旨、報道もありました。どこまで言っても自民の“下駄の雪“状態は解消されず、何の弱みを握られているのか知りませんが、有権者への煙幕はほどほどに願いたい。今日のニュースで安倍首相が“徴兵制“等は嘘であるとか演説したとされますが、彼自身多くの嘘をついて(原発汚染水完全ブロック発言等々)今日の地位にいるわけで、彼が何を言っても逆に信じる訳にはいかない、騙されたら百年目とだけ言っておきましょう。