選挙も中盤である。私は経済系の人間であるがこの度全く人並みに(?)介護をやらなければならない立場になった。90代の母が昨年夏、家で転び骨折し手術で二か月入院した。入院費用だけでも約50万は掛ったが問題は家に帰ってからだった。殆ど手すりがないと歩けない状態で認知も幾らかはあった。市の方から介護度数の認定にきてそれまでは要介護1であったのが要介護3になった。色々手すりをつけたり、設備を整えヘルパーさんにも週二回、リハビリに周一回、後病院に行くのも大変になってきて病院から聞いた訪問医療というのを頼み、二週に一回お医者が自宅にきてもらうようにしてもらった。その合間に汚れた下着を洗濯したり又母の場合、長時間(2~3時間以上)一人では心配がるので一人ではおけなかったとなにやかにやで大変でしたがその間「ケアマネージャー(ケアマネ)」と相談し母の入れそうな「特別養護老人ホーム(特養ホーム)」をあたってもらっていましたが、運よく(?)家からそう遠くないところの「特養ホーム」に入れることになりました。費用は月額11万円弱で粗、母の年金でなんとか間に合う額でした。
ここでよく考えると特養ホームに入れるのは要介護3以上であり、(要介護3というと母の場合、殆ど手すりがないと歩けない、又少しは認知もあるー但特殊な要件に該当すれば要介護3未満でも入れるー)それに達しない人は結局全く民間の施設にあたるしか方法がないのでは(確認したわけではないので確証はありませんが)で、民間のものを探すと大体月額20万程度でこれに入れるのはかなり限られてくるのでは?と思う事でこれは個人で対応するのは基本的にかなり困難です。表には出ないが全く介護で生活がいきずまっている人はこの国には多いのでは、そこへもってきてこれから軍事費増額年間5兆円の増、一人あたり年4万円、三人家族で12万円がかぶさってくるわけでこれはある意味我が国の破滅への道まっしぐらではないか。このほか年金の減額が今後40年間続くそうであるから全く明るいものは見えない。私見であるが10日の選挙では比例区、地方区私は共産党を推薦いたします。
以下1,2,は検索によります。
1,特別養護老人ホームとは
要介護3以上(または特例の要介護1・2)の高齢者が入居でき、原則として終身に渡って介護が受けられる施設です。
2,ケアマネージャー とは
- 利用者が介護を受けられるよう、ケアプランの作成などを行う
- 業務範囲には、介護サービス業者との調整、利用者や家族への相談業務なども含まれる
- ケアマネージャーの業務は、利用者の生活保護申請の補助や、配食サービスの紹介などもあり、幅広い範囲の仕事を行う
- 市の介護部門等で紹介が受けられます